レファレンス事例詳細

回答: 千野光茂氏は1888年に生まれ1957年に亡くなっているので、『信濃教育』576号（1934年）以降の研究事績を含むものを調査した。

長谷川仁著「明治以降物故昆虫学関係者経歴資料集-日本の昆虫学を育てた人々-」【最終確認2022.1.30】
　『昆蟲』第35巻3号　Supplement 10.IX 1967 p.
　また、この項目中に追悼関係の文献も紹介されていた。
　　・山崎林治著「千野光茂先生（肖像写真付）」『採集と飼育』19（11）：ｐ.330〜332（1957）
　　・篠遠喜人著「千野光茂先生をたずねて」『採集と飼育』19（11）：ｐ.332 （1957）
この雑誌『採集と飼育』の当該巻号は当館では未所蔵のため、最寄りの公共図書館にご相談するよう案内した。

雑誌『信濃教育』掲載のものはつぎのとおり。
・千野光茂著「諏訪の理科細目その他」811号 1954
・千野光茂著「諏訪郡川岸村山頂の河床礫」795号 1953
・千野光茂著「二十世紀の前半の終の年を迎えるに際して」757号 1950
・千野光茂著「信濃教育会の選ぶべき進路」745号 1949
・千野光茂著「ケリーさんの帰国を送る」742号 1949

回答プロセス: 1　事前調査に上がっているものを確認する。『信濃教育』576号（1934年）は、生前にまとめられたもののため、1957年以降のものを探すこととする。

2　自館蔵書を「千野光茂」で検索する。雑誌『信濃教育』の記事がヒットするのみ。

3　国立国会デジタルコレクションの詳細検索で、キーワード「千野光茂」出版年1957年以降として検索する。『昆蟲』第35巻3号掲載の「明治以降物故昆虫学関係者経歴資料集-日本の昆虫学を育てた人々-」を発見。