レファレンス事例詳細

「スペイン風邪」は、大正7～9年(1918～1920)にかけて世界的に流行したインフルエンザ。
全世界の死者数は、同じ頃に起こった第一次世界大戦による死者数を上回ったといわれる。
岩手での流行の様子や死者数の記載がある下記の資料を紹介。


・『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ 人類とウイルスの第一次世界戦争』 速水融∥著 藤原書店 2006年
⇒p.168～170、p.222～223

・『盛岡市医師会史 100年のあゆみ』 盛岡市医師会 1992年
⇒p.257～258

・『岩手百科事典』 新版 岩手放送 1988年
⇒p.61

・『岩手県史 第10巻』 岩手県∥編 杜陵印刷 1965年
⇒p.1067

・『流行性感冒 「スペイン風邪」大流行の記録』 内務省衛生局∥編 平凡社 2008年
⇒第八章 第一表 流行性感冒患死者数調査表 第一回流行
　　　　　　　　(自大正七年八月流行初期 至大正八年七月流行終息期)

⇒第八章 第二表 流行性感冒患死者数調査表 第二回流行 (自大正八年九月 至大正九年七月)

⇒第八章 第三表 流行性感冒患死者数調査表 第三回流行 (自大正九年八月 至大正十年七月)

・『岩手日報』 【マイクロフィルム】
⇒大正7年12月11日 p.3

・『岩手県統計書 大正7年』 【マイクロフィルム】
⇒第四編 警察及衛生 p.119

・『岩手県統計書 大正8年』 【マイクロフィルム】
⇒第四編 警察及衛生 p.117

・『岩手県統計書 大正9年』 【マイクロフィルム】
⇒第四編 警察及衛生 p.119

・『岩手年鑑 平成21年版』 岩手日報社 2008年
⇒「岩手県内年表 1918（大正7年）10月」 p.60
※1918（大正7年）年末までの患者33万8,300余人。死者3,660余人。
　 大正8、9年については記載なし。