レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年06月06日
- 登録日時
- 2007/06/06 14:16
- 更新日時
- 2022/04/19 09:17
- 管理番号
- NDL農会筑-2007-006
- 質問
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解決
マアジの生息域を調べたい。図などがあれば併せて頂きたい。
- 回答
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マアジについては、日本近海では東シナ海南部から日本海、太平洋沿岸に分布しており、産卵や越冬、食餌のため時期によって回遊します。
図や解説などは、水産庁のWebサイトのうち、「資源評価」として
https://abchan.fra.go.jp/index1.html (※2022.4.19リンク先修正)
に魚種毎、また生息地域別に解説を掲載しています。
このうち、「ダイジェスト版」が読みやすいかと存じます。
この情報には、
水産庁Webサイト(https://www.jfa.maff.go.jp/)
↓
分野別情報
↓
資源評価
↓
日本周辺水域の資源評価
↓
わが国周辺の水産資源の現状を知るために(https://abchan.fra.go.jp/ ※2022.4.19リンク先修正)
↓
資源評価(わが国周辺の水産資源の現状)
でアクセスできます。
このページでは、マアジの他、マイワシ、マサバ、ゴマサバ、サンマ、スケトウダラ、ズワイガニ、スルメイカ、マアナゴ、ウルメイワシ、ニシン、カタクチイワシ、ニギス、イトヒキダラ、キアンコウ、キチジ、ホッケ、アマダイ類、ブリ、ムロアジ類、マチ類、マダイ、キダイ、ハタハタ、イカナゴ類、イカナゴ、タチウオ、サワラ、ヒラメ、サメガレイ、ムシガレイ、ソウハチ、アカガレイ、ヤナギムシガレイ、マガレイ、ウマツラハギ、トラフグ、東シナ海海底魚類、ホッコクアカエビ、シャコ、ベニズワイガニ、ケンサキイカ、ヤリイカについても掲載されています。
なお、これらの情報は、「水産基本法」の下で、「国は,排他的経済水域等における水産資源の適切な保存及び管理を図るため,最大持続生産量を実現することができる水準に水産資源を維持し又は回復させることを旨として,漁獲量及び漁獲努力量の管理その他必要な施策を講ずるものとする(法第13条)」,「国は,水産資源の適切な保存及び管理に資するため,水産資源に関する調査及び研究その他必要な施策を講ずるものとする(第15条)」ことが規定されており,今後漁獲量や漁獲努力量を積極的に管理していく措置やそのために必要な資源調査等の施策が講じられることとなっており、この資源調査の結果を掲載しているものです。
その他のアジ類については、「原色魚類大圖鑑」【資料1】にアジ属の魚類の生息域について記載がありますので、こちらをご参照下さい。
- 回答プロセス
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1. 研究成果情報、プレスリリース、また論文より、マアジの生息域についての概要を得た。
・東シナ海とその周辺におけるマアジ産卵場の時空間分布と海洋環境の解明
http://www.fra.affrc.go.jp/kseika/snf/snf01001.htm
・東シナ海で生まれたマアジのこどもはどのようにして日本沿岸に来るか-輸送モデルを開発-
(プレスリリース、平成17年10月20日独立行政法人水産総合研究センター)
http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr17/171020/aji1.htm
・日本海南西部におけるマアジの加入前の分布様式と対馬暖流の関係
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010721902.pdf
2. 「原色魚類大圖鑑」【資料1】でアジ属の魚類の生息域を確認。
3. また、(独)水産総合研究センター西海区水産研究所に照会したところ、水産庁のWebサイト上の情報について情報提供があった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 漁労.漁業各論 (664 9版)
- 脊椎動物 (487 9版)
- 水産基礎学 (663 9版)
- 参考資料
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- 原色魚類大圖鑑 / 阿部宗明監修 北隆館 1987.11 ISBN:4832600087 (当館請求記号:R664--23)
- キーワード
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- アジ
- マアジ
- 真アジ
- 真鰺
- アジ属
- アジ科
- 水産資源
- 資源評価
- 生息地域
- 生息域
- 回遊
- 照会先
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- 独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000035346