レファレンス事例詳細

お探しの内容が確認できる地図関係資料を以下にご紹介いたします。

(1) 『大阪営業案内:復刻版 -大阪商品仕入便覧-』（新和出版社　1975）
通常の地図のイメージとは異なりますが、明治33年（1900年）ごろの大阪市内の主要な通りの両側に面した商店名などが記載されています。大阪市中の主な通りを書き出し、道の両側にある商店の業種・店名を掲載されています。店名ではなく、業種をいろは順で配列した索引もあります。

(2) 大阪市立図書館デジタルアーカイブ「第五回内国勧業博覧会近畿遊覧案内地図(大阪毎日新聞 第6947号附録)」 (1903頃)
http://image.oml.city.osaka.lg.jp/archive/detail?cls=ancient&pkey=c0929001　(2023.10.22確認)
表面の地図は近畿地方全体の大まかなものですが、裏面に広告が多数掲載されています。

(3) 『大阪市街業務案内地図:再版』（大阪市街業務案内地図発行所　1904(明治37).1）
店名・施設名・個人宅等が掲載されています。中心部は詳しく書かれていますが、地域によって情報の密度に差があります。広告等はありません。

(4) 国際日本文化研究センター：所蔵地図データベース『大阪市街精密地圖　舟場之部』（河内屋　1906）
https://lapis.nichibun.ac.jp/chizu/map_detail.php?id=002152346　（2023.10.22　確認）
船場地域のみですが、店名等が掲載されています。

(5) 国立国会図書館デジタルコレクション『新式大阪市實測大地圖 第五回内國勸業博覽會記念. 索引』（山本文友堂　明治36）
https://dl.ndl.go.jp/pid/1089104　(2023.10.22確認)
地図に店舗名らしき記入はありますが、不鮮明なため判別できません。