レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年07月03日
- 登録日時
- 2020/09/16 15:43
- 更新日時
- 2021/01/12 11:16
- 管理番号
- 広県図実習2020-12
- 質問
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解決
1 江戸時代の米の値段の変遷が知りたい。
2 現在のお金に換算するといくらにあたるか。
3 銀一貫は何匁か知りたい。
- 回答
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1 江戸時代の米の値段の変遷が知りたい。
2 現在のお金に換算するといくらにあたるか。
参考資料1『時代考証辞典 [正]』【R210.5/I52-3】
p.58-59 禄米の変換について
「公定相場のきめ方」に,文化5年の棒米を金に換算した記述あり。
「俸禄を現在の金に直す法」に,昭和46年の東京米価を計算した記述あり。
p.293-300 貨幣と物価
p.297 三貨表
参考資料2『日本史資料総覧』【R210.03/86ニ】
p.134-140 通貨表(明治30年3月貨幣法発布まで)
p.140 付:江戸時代貨幣一覧
p.154-164 近世相場表(米相場)
慶長1(1596)から慶応3(1867)までの相場が表にまとめられている。
参考資料3『一目でわかる江戸時代:地図・グラフ・図解でみる』【210/タ】
p.18-19 物価と米価、貨幣価値はどうだったのか?
p.19 米価1石の推移(大阪)
1701(元禄14)年から1861(文久1)年までの推移がグラフでまとめられている。
「米1石=金1両=銀60匁というのが、ひとつの目安である。飢饉のときには高騰しており、天保の飢饉のときの値上がりが著しい。」とある。
参考資料4『江戸物価事典』【R337.8/O67】
p.51-60 天保の飢饉と物価
p.56-58 文政十二年-天保十年米穀類の価格
3 銀一貫は何匁か知りたい。
参考資料3『一目でわかる江戸時代:地図・グラフ・図解でみる』【210/タ】(前出)
p.16-17 金・銀・銭の三貨が別々に使われた
p.17 金・銀・銭三貨の比率
参考資料5『武士の家計簿:「加賀藩御算用者」の幕末維新』【S210.58/103イ】
p.45-103 猪山家の経済状態
p.49 「合計で銀三〇七六・一九匁。これが猪山家の年収であった。丁銀など銀貨にして約三貫目(=三〇〇〇匁=一一・二五kg)とみてよい。」
参考資料6『度量衡の事典』【R609/106ア】
p.32 貫
「重量の単位。(略)1貫=1,000匁。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 貨幣.通貨 (337 9版)
- 参考資料
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1『時代考証事典 [正]』稲垣史生/著,新人物往来社,1979
(p.58-59 禄米の変換について
p.293-300 貨幣と物価) -
2『日本史資料総覧』東京書籍,1986
(p.134-140 通貨表(明治30年3月貨幣法発布まで)
p.154-164 近世相場表(米相場)) -
3『一目でわかる江戸時代:地図・グラフ・図解でみる』竹内誠/監修,市川寛明/編,小学館,2004
(p.16-17 金・銀・銭の三貨が別々に使われた
p.18-19 物価と米価、貨幣価値はどうだったのか?) - 4『江戸物価事典』小野武雄/編著,展望社,1979 (p.51-60 天保の飢饉と物価)
- 5『武士の家計簿:「加賀藩御算用者」の幕末維新』磯田道史/著,新潮社,2003 (p.45-103 猪山家の経済状態)
- 6『度量衡の事典』阿部猛/著,同成社,2006 (p.32 貫)
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1『時代考証事典 [正]』稲垣史生/著,新人物往来社,1979
(p.58-59 禄米の変換について
- キーワード
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- 江戸時代
- 米価
- 時代考証
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000287240