レファレンス事例詳細

1.国立国会図書館　リサーチナビ（トップ＞調べ方案内＞芸術・言語・文学＞美術＞美術品の売立目録）
「美術品の売立目録」https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-561.php [参照　2019-06-10]より

①東京美術倶楽部百年史編纂委員会『美術商の百年 : 東京美術倶楽部百年史 = The 100 year history of Japanese art dealer from 1907 to 2006』（東京美術倶楽部・東京美術商協同組合, 2006）

→渋沢社史データベース（https://shashi.shibusawa.or.jp/ [参照　2019-06-10]）で確認。
・東京美術倶楽部㈱『美術商の百年：東京美術倶楽部百年史』（2006.02）
　https://shashi.shibusawa.or.jp/details_basic.php?sid=11670 [参照　2019-06-10]
　＞索引項目「横田氏（当市京町）及某家所蔵品売立　年不詳・11・30」
　　ページ「p754」
　（目次項目「名古屋美術倶楽部入札売立史」ページ「p723」）

現物のp.754を確認。
「以下年不詳」の後に「一一月三〇日　当市京町横田氏及某家所蔵品売立　元方：横井庄太郎、野崎久太郎、伊藤喜兵衛、各務理兵衛　潟」とあり。

②リサーチナビ「美術品の売立目録」にあった『古物売立目録』を国立国会図書館デジタルコレクションで確認。
http://dl.ndl.go.jp/search/searchResult?featureCode=all&searchWord=%E5%8F%A4%E7%89%A9%E5%A3%B2%E7%AB%8B%E7%9B%AE%E9%8C%B2&viewRestricted=0　［参照　2019-06-10］　
第30～39冊　名古屋ノ部〔大正2-6〕を確認。
→横田氏の売立は見当たらず。


2.『名古屋市史』（名古屋市, 1915-1916）を確認。
（[12]が索引）
→「京町」については[8]地理　に記載があるが、特に参考になる記述は見当たらず。


3. Web情報より
「名美百年史　名古屋　名古屋美術倶楽部　245ページ　Ａ４
内容紹介：名古屋美術倶楽部の創立百周年社史。7章からなるが、このうち「戦前の入札記録」は明治後期から1943（昭和18）年までの「売立目録」を網羅し一覧表にまとめたもの。「東海地方の戦前の美術品移動状況に光を当てる」ものとなっている。……（中日夕刊2月14日）」とあり。
（三重県立図書館. “みえの本バックナンバー : みえの本 203号”. http://www.library.pref.mie.lg.jp/index.php?key=jofqobtls-1761, ［参照 2019-06-13］.）

『名美百年史』所蔵の奈良大学図書館に参考調査を依頼。
→奈良大学図書館より下記の通り回答あり。

【記載項目】名古屋美術倶楽部及び当地区において戦前に開催された入札売立会の日付順一覧と五十音順一覧
【掲載頁】p170（日付順）、p.199（五十音順）※掲載内容は同じ
【掲載内容】（年月日）大正5年11月30日
（名称）横田（京町）某
（場所）記載なし　※名古屋美術倶楽部以外の場合のみ記す
（写真掲載頁）なし

複写・貸借も可能とのこと。

『売立目録の書誌と全国所在一覧』（勉誠出版, 2001）を確認。
p.53「横田氏（名古屋市京町）[愛知：不明-11-30]　☆／某家」（整理番号：2509　配列番号：547）
p.314　売立会名：「当市京町横田氏及某家所蔵品売立」 所蔵機関：東文研・岩瀬文

東文研（東京文化財研究所）所蔵の上記売立目録については質問者が現物を確認済み。開催年の記載はなかったとのこと。

東京文化財研究所　総合検索　http://www.tobunken.go.jp/archives/ [参照　2019-06-10]
売立会名：「当市京町横田氏及某家所蔵品売立」
会場名：名古屋美術倶楽部　開催年：0年　入札日：11月30日