レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/13
- 登録日時
- 2014/03/28 00:30
- 更新日時
- 2014/05/02 11:24
- 管理番号
- 所沢本-2013-019
- 質問
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解決
所沢市に日本初の飛行場ができた理由について調べたい
- 回答
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落雷の危険が少なく起伏が少ないことが選考の理由であったとされています。
以下の資料に詳しい記述があります。
〇『ところざわ歴史物語』 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2006年
〇『所沢陸軍飛行場史』 小沢 敬司/著 小沢 敬司 1978年
〇『昭和63年度 郷土史講座ー航空発祥の地所沢ー 』 所沢市立所沢図書館 1988年
〇『所沢市史 下』 所沢市史編さん委員会/編 所沢市役所 1992年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
〇『ところざわ歴史物語』 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2006年
p100 「所沢飛行場の開設」の項目に、「落雷の危険が少ないことや起伏が少ないことが選考の理由であったとされています」と記述あり
〇『所沢陸軍飛行場史』 小沢 敬司/著 小沢 敬司 1978年
p1~2 「所沢飛行場」の項目に、「所沢地方は~略~以前から陸軍諸部隊の演習が行われていて陸軍内部に知名度のある地域であった」、「(気球)研究会員であり気球隊長でもある徳永熊雄工兵少佐は、明治42年12月3日、最適地として所沢を推し、他の候補地の気象条件(特に落雷)、地形の起伏、高圧送電線路についてのデメリットを挙げている。」、「即ち、地形が適した上、中野町から鉄道の便もあり、東京に近く、然も気球に危険な落雷の恐れが少ないなどが第1候補になった理由であろう」と記述あり
〇『昭和63年度 郷土史講座ー航空発祥の地所沢ー 』 所沢市立所沢図書館 1988年
p7 徳永熊雄少佐の推薦や、気球研究会会長・長岡外史陸軍中将の実地調査、各国の飛行練習場に関する諸条件の調査についての記述あり
〇『所沢市史 下』 所沢市史編さん委員会/編 所沢市役所 1992年
p291 「所沢飛行場の開設」の項目に、「徳永熊雄陸軍工兵少佐が飛行場候補地として落雷の危険や地形に起伏の少ない所沢を推薦、翌年二月長岡研究会会長が現地を実地調査、所沢町・松井村にまたがる地域を候補地として決定した。」と記述あり
△『雄飛 』 所沢航空資料調査収集する会 編 所沢航空資料調査収集する会 2005年
p186 「所沢飛行場設定の由来」あり、「実地調査し当地を第一候補として報告す」、「各国における飛行練習場に関する諸条件を調査研究する所あり其結果当地を最も適当の地と認められ~」などの記述はあるが、詳細な調査内容は記述なし
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 9版)
- 陸軍 (396 9版)
- 参考資料
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- 所沢陸軍飛行場史 小沢 敬司/著 小沢 敬司 1978 K390
- ところざわ歴史物語 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2006.3 213.4
- 所沢市史 下 所沢市史編さん委員会/編 所沢市役所 1992.11 213.4
- 郷土史講座 昭和63年度 所沢市立所沢図書館 1988.11 687.21
- 雄飛 所沢航空資料調査収集する会 編 所沢航空資料調査収集する会 2005 396.8
- キーワード
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- 所沢飛行場
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- その他
- 登録番号
- 1000151498