レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年06月08日
- 登録日時
- 2017/06/14 12:51
- 更新日時
- 2017/06/16 15:45
- 管理番号
- 県立長野-17-031
- 質問
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未解決
戦後開拓において、長野県から福島県へ入植した人数について知りたい。
- 回答
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当館所蔵の『長野県農地改革史 後史』長野県農地改革史編纂委員会 長野県 1960 【N611/475/2】の第4部 第4章 開拓者に対する資金援助と営農 第2節 開拓地における営農p.344に、「第47表 県外入植戸数と送出先道府県名(昭和21年-同33年)」に記載があり、福島県へは、6戸が入植しているが、人数は不明。
『長野県の開拓事業概要』長野県開拓課 長野県【N611/231】が、『長野県農地改革史 後史』の原資料と思われる。p.15-16に送出先道府県別の入植戸数の記載がある。県別の記載ではないが、入植後の状況も全体として5行ほどの記述がある。
- 回答プロセス
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1 依頼館から『戦後開拓史(完結編)』戦後開拓史編纂委員会編 全国開拓農業協同組合連合会 1977 【611.2/86】を指定してきたので、こちらからあたるが記述はない。
2 『開拓十年』長野県開拓十周年記念事業実行委員会編 長野県干拓協会 1955 【N611/233】には、入植者が多かった道府県のみ記載があった。
3 原資料となる何らかの統計があると思われたため、『長野県統計書』『人口動態統計』『農業センサス』などを当該期間を中心に見ていくが、移動元と移動先が明示されている統計は確認できなかった。
4 職員に相談したところ、『長野県農地改革史 後史』を紹介された。福島県への入植戸数が確認できるが、人数の記載はない。この統計表の出典として「長野県の開拓事業概要」をあげているので、所蔵確認する。
5 『長野県の開拓事業概要』にも、同じ入植戸数の記載があった。
その他調査した資料
・『満州開拓史』満州開拓史刊行会編・刊 1966 【N334/139】
・『開拓・干拓総覧』農林省農地局開墾建設課監修 土地改良新聞社 1964 【611.2/196】
・『農地改革顛末概要』農地改革記録委員会編 農政調査会 1951 【611.2/4】
・『昭和農業技術発達史 1 農業動向編』農林水産省農林水産技術会議事務局編 農文協 1995 【610.12/ショ/1】
- 事前調査事項
- NDC
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- 予算.決算 (344 8版)
- 農業 (610 8版)
- 農業経済・行政・経営 (611 8版)
- 参考資料
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長野県農地改革史編纂委員会 編. 長野県農地改革史 後史. 長野県, 1960.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000757714-00 (【N611/475/2】p.344) -
長野県開拓課/編 , 長野県 , 長野県. 長野県の開拓事業概要. 長野県.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059103578-00 (【N611/231】p.15-16)
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長野県農地改革史編纂委員会 編. 長野県農地改革史 後史. 長野県, 1960.
- キーワード
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- 戦後開拓
- 入植
- 開拓事業
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000217276