レファレンス事例詳細

1.所蔵資料の内容確認
　
〇『新分類牧野日本植物図鑑』 牧野富太郎／原著 北隆館 2017年
　p.1025「有節植物門」「被子植物」「〔モクセイ科〕」「3562キンモクセイ」に「（前略）全体ギンモクセイに似るが、花の色が橙黄色であり、葉はやや狭長できょ歯が少ないことにより識別できる（後略）」と記載あり。
　
〇『原色日本植物図鑑 木本編 1』北村四郎／共著 保育社 1981年
　p.82-83「双子葉植物綱　Dicotyledoneae」「合弁花亜綱　Sympetalae」(後生花被亜綱　Metachlamydeae)「もくせい科　Oleaceae」「97.キンモクセイ」に「（前略）葉柄は長さ7-15mm。葉身は長さ7-12cm、幅2-4cm、ギンモクセイに比してやや質うすく、小形で細長く、裏面の細脈はやや不明。（後略）」と記載あり。
　
2.後日調査の追加事項
　
〇『自然散策が楽しくなる!花図鑑』　山田隆彦／著　池田書店　2022年
　p.300「キンモクセイ」「くらべる　ギンモクセイ（銀木犀）」に「（前略）花は白色で、芳香があるがキンモクセイほど強くない。果実は楕円形で、翌年の春に黒褐色に熟する。」と記載あり。
　
〇『色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑』　大地佳子／著　ナツメ社　2018年
　p.89「オレンジ色の花」「キンモクセイ」「近縁種　ギンモクセイ」に「キンモクセイはこの植物の変種。白い花が咲く。キンモクセイより花の付き方はまばら。香りはキンモクセイよりも弱く、花に顔を近づけると感じられる程度。」と記載あり。
　
〇『見わけがすぐつく樹木図鑑』　宮内泰之／監修　成美堂出版　2023年
　p.270「広葉樹」「モクセイ科②」「キンモクセイ」に「（前略）葉は6～12ｃｍ。ギンモクセイよりやや薄く、小型で細長い。当年枝の葉腋に橙色の雄花が束生して咲く。香りはキンモクセイのほうが強い。雄株しかないため結実しない。（後略）」と記載あり。
　
〇『葉っぱ・花・樹皮でわかる樹木図鑑』　池田書店編集部／編　池田書店　2007年
　p.227「樹木図鑑」「モクセイ科モクセイ属」「キンモクセイ」に「（前略）花色によって品種をわけ、白色のものをギンモクセイ、淡黄色のものをウスギモクセイという。（後略）」と記載あり。
　
〇『葉っぱでおぼえる樹木』　濱野周泰／監修　柏書房　2005年
　p.293「樹木図鑑」「モクセイ科」「キンモクセイ」「TOPICS」に「（前略）花が白色のものをギンモクセイといい、キンモクセイにくらべると香りはやや乏しい。（後略）」と記載あり。
　
〇『散歩で見かける街路樹・公園樹・庭木図鑑』 葛西愛／著 創英社 2019年
　p.166～167「街路樹・公園樹」「キンモクセイの仲間」に「ギンモクセイ　キンモクセイに比べると香りは弱い。実は秋に黒紫色に熟す。雌雄異株」と記載あり。
　
〇『樹木見分けのポイント図鑑』 畔上能力／監修 講談社 2014年
　p.212～213「秋の樹木」「モクセイ科」「キンモクセイ/ギンモクセイ/ウスギモクセイ/ヒイラギモクセイ」に「キンモクセイ（中略）葉は対生し、幅はギンモクセイより狭く、鋸歯が少ない。（後略）」「ギンモクセイ（中略）葉は対生でキンモクセイより幅が広く、細かい鋸歯が多い。（後略）」との記載あり。また、見分けのポイントの表あり。
　
〇『葉っぱで調べる身近な樹木図鑑』 林将之／著 主婦の友社 2014年
　p.70～71「ふつうの形・ギザギザの葉をもつ常緑樹」「モクセイ類」にキンモクセイとギンモクセイの葉の写真あり。また、「ギンモクセイ　キンモクセイより葉の幅が広く大きい。」と記載あり。