レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年11月23日
- 登録日時
- 2024/12/11 16:13
- 更新日時
- 2024/12/23 21:13
- 管理番号
- 県立長野-24-163
- 質問
-
未解決
昭和4年(1929年)以前に刊行された『和宮様下向日記』の活字資料があれば見たい。松本市中央図書館には写本があった。
このほか、和宮の下向に関する史料があれば教えてほしい。
- 回答
-
昭和4年以前に刊行された『和宮様下向日記』の資料は確認できなかった。
和宮の下向に関する史料については多数ヒットしたため、調査に使用した資料およびサイトを紹介した。
(インターネット最終確認日:2024年11月23日)
・『国書総目録』全9巻 岩波書店 1976【025/39/1-9】
「和宮」「静寛院」(出家後の名前)から始まる史料名、著者、成立年、写本活字翻刻等の所蔵機関の記載がある。
・「国書データベース」
キーワード「和宮 下向」で検索すると、25件ヒット。
キーワード「和宮 降嫁」で検索すると、11件ヒット。
ヒットしたもののうち、画像で閲覧できるものもあり。
・「ジャパンサーチ」
キーワード「和宮 下向」で検索すると大量にヒット。ヒットしたもののうち、閲覧できるものもあり。
・「松本市立博物館・松本民芸館・松本市はかり資料館・旧山辺学校校舎収蔵品データベース」
キーワード「和宮」で検索すると、7件ヒット。全て松本市博物館所蔵。
- 回答プロセス
-
1 松本市中央図書館が所蔵している『和宮様下向日記』について調べる。
当該史料は、以下の資料に所収されていることが確認できたが、いずれも昭和4年以降の刊行だった。
・『新編信濃史料叢書 第20巻』信濃史料刊行会編 信濃史料刊行会 1978【N208/43/20】p.81-190
・『長野県史 近世資料編 第9巻』長野県編 長野県史刊行会 1984【N209/11/9】
全県 交通・運輸 p.700-783 五一「自文久元年八月至同二年二月和宮下向記」
※当該史料の外題は『和宮様下向日記』、内題は『和宮様御下向御行并御役掛り』。
※松本市中央図書館の写本を閲覧希望の場合は、内題名を伝えると、マイクロフィルムによる閲覧が可能。2 当館蔵書検索で和宮に関する資料を調べる。調査過程で、和宮の出家後の名前である静寛院を見つける。
・『皇女和宮と中山道』依田幸人著 信毎書籍出版センター 1985【288.44/ヨユ】
・『和宮』武部敏夫著 吉川弘文館 1987【288/タ】3 『国書総目録』(回答に記述)で、和宮や静寛院から始まる史料を調べる。
4 インターネットサイト(回答に記述)で、和宮や静寛院に関する史料を調べる。
<調査資料>
・『史籍解題辞典 下巻』竹内理三著 東京堂出版 1985【210.03/タリ/2】
p.71に「和宮様中山道御下向に付御用留」、p.175に「静寛院宮御日記」の掲載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (281 10版)
- 交通史.事情 (682 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 和宮
- 静寛院
- 下向
- 降嫁
- 中山道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000360451