レファレンス事例詳細

※以下、インターネット情報は2021年10月24日最終確認。

・『高円寺　村から街へ』（高円寺パル史誌編集委員会／著、高円寺南商店街振興組合、1992年、S11.21コ）
→高円寺南商店街（パル商店街）振興組合の設立二十周年記念史です。「第一部 高円寺の変遷と商店街の歩み」の「第三章 町から街へ」では、関東大震災後の、のちにパル商店街になる辺りの地域の移り変わりをたどっています。パル商店街の昭和10年、37年、平成4年の地図を並べた店舗の変遷がわかる図もあります。「第三部 高円寺パル覚書」では、阿波おどりやアーケード工事、セール時などの写真とともにその歴史を振り返っています。巻末には、杉並区の行政・高円寺・パル商店街関係の年表もついています。

・『純情商店街　高円寺銀座商店会協同組合設立４０周年』（高円寺銀座商店会協同組合４０周年誌編集委員会／編、高円寺銀座商店会協同組合、1998年、S11.67コ）
→純情商店街の歴史を「草創期」「隆盛期」「円熟期」に分け、関係者の座談会形式で構成しています。エッセイや他の商店街からの寄稿もあり、写真も豊富に収録されています。

※上記2点の資料は、「NPO法人 東京高円寺阿波おどり振興協会」 のサイト(koenji-awaodori.com)でも公開されています。（ホーム>全般情報>史料館>高円寺のあゆみ　http://www.koenji-awaodori.com/about/his09.html）

・『杉並区商業名鑑　２００６　結成５５周年記念』（杉並区商店会連合会／編、杉並区商店会連合会、2002年、S11.67シ）
→杉並区の地域ブロックごとに、各商店会や商店街振興組合に所属する事業者の店名、代表者名、所在地、連絡先、業種を一覧にした名簿です。高円寺ブロックには、高円寺の各商店街の情報がまとまっています。個別の商店の広告も掲載されています。

　なお、『杉並区商業名鑑』には下記の年版がありますので、これらを追えば、商店街に所属していた商店の変遷をたどることができます。
　『杉並区商業名鑑　２００６ 結成５５周年記念』
　『杉並区商業名鑑　２００１ 結成５０周年記念』
　『杉並区商業名鑑　１９９１ 結成４０周年記念』
　『杉並区商業名鑑　１９８６ 結成３５周年記念』
　『杉並区商業名鑑 １９８１ 結成３０周年記念 』
　『杉並区商業名鑑　１９７６ 結成　２５周年記念』
　『杉並区商業名鑑　１９７２　結成２０周年記念 』
　『杉並区商業名鑑　１９６４　昭和３９年版（オリンピック記念）』

・『大人のための東京散歩案内』（三浦 展／著、洋泉社、2006年、S00.21ミ）
→P.151-176に、「高円寺　昭和が積み重なる街」という記事があり、商店街ルック通りの変貌などについて語られています。写真や地図も掲載されています。

・『昭和前期　日本商工地図集成　東京・神奈川・千葉・埼玉』（地図資料編纂会／編集、柏書房、1987年、R672チ）
→日本の商工地図をまとめた大型の地図帳で、この巻のP.41が杉並区の昭和11年の地図となっています。縮尺が大きい地図なのであまり詳細ではありませんが、高円寺の部分を見ると、当時あった主な商店の名前を読み取ることができます。裏面には「職業別索引」が掲載されています。

・『杉並区の昭和　写真アルバム』（いき出版、2019年、S11.21イ）
→口絵に昭和44年頃の銀座商店街（現純情商店街）を進む法要の行列の写真があるのをはじめ、「一　戦前・戦中の風景と暮らし」「二　変わりゆく風景と街角」の中にも、高円寺の商店や商店街の写真がいくつか収められています。

・『昭和30年代の中野・杉並　1955-1964 NAKANO・SUGINAMI』（三冬社、2008年、S00.21サ）
→昭和30年代の中野・杉並の風景を映した写真集です。P.28-32に「商店街」という項目があり、高円寺の商店街の写真も何枚か掲載されています。

・『杉並文化通信　１６３号－２００号』（杉並文化問題懇談会、2005年、S11.05ス）
→杉並区内で刊行されているミニコミ誌です。第173号に「わたしの街の商店街」という特集があり、高円寺ルック商店街について、杉並区商店会連合会の方が語っているインタビュー記事が掲載されています。

・『朝日新聞社機が撮った中央線の街と駅　1960〜80年代』　（矢嶋秀一／解説、フォト・パブリッシング、2017年、S00.68ア）
→P.62-63で高円寺駅を紹介しています。1974（昭和49）年の駅の空撮写真にパル商店街、ルック商店街、純情商店街が写っており、簡単な説明が付されています。左下の1964（昭和39）年の写真は、店舗の看板などから高円寺駅南（のちのパル商店街）と思われます。

・『中央線の詩 下』（朝日新聞東京総局／著、出窓社、2006年、S00.68ア）
→「第4章 高円寺」の最初に、高南商盛会（現高円寺パル商店街振興組合）が1957（昭和32）年に阿波おどりを立ち上げ、50年目を迎えるまでの軌跡が綴られています。

・『東京市内商店街ニ関スル調査』（東京商工会議所／編、東京商工会議所、1936年、https://dl.ndl.go.jp/pid/1186067）
→国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。85-94コマ目に「高圓寺商店街」の項目があり、昭和10年当時の商店街の見取図、写真、小売店の構成や開業年などが記されています。

その他、以下の資料にも、高円寺の商店街の紹介やマップが掲載されています。

・『高円寺観光計画　ＫＯＥＮＪＩ　ＧＵＩＤＥＢＯＯＫ』（高円寺商店街連合会／編、高円寺商店街連合会、2013年、S11.21コ）
・『高円寺Walker　ウォーカームック No.382 ひと駅ウォーカー』（KADOKAWA、2013年、S11.21カ）
・『散歩の達人　２００４年７月号　高円寺・阿佐ヶ谷』（弘済出版社、2004年、 S11.21コ）
・『月刊高円寺阿佐谷本舗』（月刊高円寺本舗、1999年・2000年・2002年、S11.67ケ）
　※創刊号は欠本。創刊2号～4号を所蔵しています。
・『高円寺街歩きＭＡＰ』（高円寺文庫センター、1996年、S11.21コ）