レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年11月22日
- 登録日時
- 2024/09/11 14:15
- 更新日時
- 2025/03/28 15:57
- 管理番号
- 広県図実習202402
- 質問
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解決
久井(くい)の牛馬市と大山信仰(だいせんしんこう)の関係について知りたい。
- 回答
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関連する資料は次のとおりです。
『久井町誌』久井町誌編纂委員会/編集、1997【H21.44/ クイチ97ア】
p.201-203 杭の牛市
p.203 「(略)稲生神社の信仰とともに、熱心な開拓者が存在したということではないかと思われる。」
p.210-225 久井の牛市
p.212 「(略)西日本一帯の牛馬交流の中心的位置にあったことが、稲生神社信仰と一体となって古くから他に類をみない牛市を発展させたといえよう。」
p.213 「(略)牛馬の売買交換をなし渡世する内、両人の最も信仰する伯耆の国大仙山に鎮座まします、牛馬の神として信仰厚き石馬土明神を杭の室山に勧請し、(略)大仙土明神と称へ之れを信仰し、(略)室山に大仙大明神の地鎮祭を行ない、(略)」
『広島県史 民俗編』広島県/編纂、1987【H21/H73-3/26ア】
p.121-123 久井の牛市
p.122 「久井市と稲荷神社、大山市と大山地蔵菩薩など祭と密接に関係し、(略)」
p.126-132 牛と信仰
p.126-128 大山信仰
『御調郡誌』御調郡教育会/編纂、臨川書店、1985【H291.44/Mi64aア】
p.144-146 久井家畜市場
p.145 「(略)伯耆大山の石馬大明神を迎へ祀り、諸国より牛馬を集め売買せし(略)」
『広島県民俗資料 6 伝説 口承文芸 3』村岡浅夫/編、ひろしま・みんぞくの会、1973【H38/Mu55-10ア】
p.142 大山(大仙)信仰
「(略)備北から備南に影響したのは近世中末期宝暦年間(1751~1763)大神山神社の春秋の大祭に牛馬市を併催してからである。」
『あんしん』(vol.106)(2019 Summer)、2019【雑誌】
p.3 広島藩公認となり、にぎわいを見せた「牛馬市」
「その牛の成育が大変よかったため、これは稲生神社の御神徳によるものと評判になったといいます。」
『日本の民俗 34 広島』藤井昭/著、第一法規出版、1973【382.1/N776/34ア】
p.103-105 久井の牛市
p.104 「今も博労座の地名が残り、丘上には大山神社の分霊を勧請した大山神社が祀られている。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 神道 (170 8版)
- 中国地方 (217 8版)
- 畜産史.事情 (642 8版)
- 参考資料
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久井町誌編纂委員会 編. 久井町誌. 久井町, 1997.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002675953 (p.201-203 杭の牛市、p.210-225 久井の牛市) -
広島県 編. 広島県史 民俗編. 広島県, 1978.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001374625 (p.121-123 久井の牛市、p.126-132 牛と信仰) -
御調郡誌編纂部 編. 御調郡誌. 芸備郷土誌刊行会, 1972.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I34211103294572 (p.144-146 久井家畜市場) -
村岡浅夫 編. 広島県民俗資料 6. ひろしま・みんぞくの会, 1973.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001231297 (p.142 大山(大仙)信仰) -
あんしん 106 Vol.106(2019 Summer). 広島県中小企業共済協同組合, 2019.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I3411B13400916 (p.3 広島藩公認となり、にぎわいを見せた「牛馬市」) -
日本の民俗 34. 第一法規, 1976.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I10111100035247 (p.103-105 久井の牛市)
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久井町誌編纂委員会 編. 久井町誌. 久井町, 1997.
- キーワード
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- 久井
- 牛馬市
- 大山信仰
- 三原市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000355416