レファレンス事例詳細

（以下、紙媒体資料については丸数字、その他の情報については丸括弧付き数字を表記する。）

１　自館資料調査
（質問者の閲覧した資料を確認）
①『久留米の昔話を聞く 第8回 旧柳窪新田地区』教育委員会文化課／編　東久留米市教育委員会　1978
p.9 菩提寺は蓮光寺（新座市）

②『東久留米の江戸時代』山﨑丈／著　東久留米市教育委員会　2005
×p.14「新田開発」
○p.94-100「柳窪村 柳窪新田」
　p.99資料『新編武蔵風土記稿』柳窪村
　　「寺院 長福寺　（略）新座郡片山村蓮光寺の末、大日山と号す（略）開山は詳ならず」

『東久留米市文化財資料集1 寺社編』東久留米市教育委員会　1973
p.17-18 長福寺　『新編武蔵風土記稿』の引用あり。

③『大日本地誌大系12 新編武蔵風土記稿 第六巻』雄山閣　1996
p.286で上記を確認

④『東久留米市史』東久留米市史編さん委員会／編　東久留米市　1979
p.310柳窪村の成立
「このころの柳窪村農民の系譜や村内の様子を史料でたどることは残念ながらできない。しかし、以上のことからみて、柳窪村に当初乳策した農民の中核は下里村農民及びその血縁者達から構成されていたと考えるのが妥当であろう。」とあり。
p.323-4柳窪村 柳窪新田
p.1272長福時 「長福寺は『新編武蔵風土記稿』に、新座郡片山村蓮光寺の末と記されているが、柳窪村の旧家が蓮光寺を菩提寺としているところが多いことからも、寛文年間(1661-72)、柳窪村の開村とともに草創されたのであろう」とあり。

⑤『会誌 第十四号 旧柳窪村 柳窪新田特集』東久留米市郷土研究会／編・刊 1988年
p.9 柳窪村と蓮光寺
「（略）柳窪新田に移り住んだ人々は何処から来たかということは、古文書によって明らかにされている。然し柳窪の人々は何処から移り住んだかは確証はない。それは各論が多多あるが隣村の片山村（現新座市）より来たとも云うがその証拠たるものがない。然しながら片山村の蓮光寺の檀徒である以上は何等かの継がりがあるには相違ないと思われる。」
「さて柳窪村と蓮光寺の檀信徒は何時結ばれたであろう。一説によれば元は寺の附近に住み移住したのではないかとの話もあるが、それらしい話や古文書らしきものがあるかと（引用者註：蓮光寺の上田住職に）尋ねたがそれらしきものは見当らないとのことである。」とあり。
＜参考＞
p.5 旧柳窪新田のルーツを探る
旧柳窪新田の開拓者の出身地について、現・大宮市、現・所沢市、現・入間市と思われる旨の記述あり。

⑥『東久留米史話』朝倉 貴／編著・刊　1974
p.56-59 皇国地誌 村誌 武蔵国北多摩郡柳窪村
「（略）彊域 子廿四度ヨリ廿七度マデ埼玉県下新座郡野火止村飛地ニ接シ
（略）寺 長福寺 （略） 武蔵国新座郡片山村真言宗蓮光寺ノ末派ナリ開基創建詳ナラズ」とあり。

＜その他調査済み資料＞
『久留米の昔話を聞く 第7回 旧柳窪地区』教育委員会文化課／編　東久留米市教育委員会　1977
『武蔵野歴史地理 第三冊 東京西南校 南武蔵野地方 清戸村山地方』高橋源一郎／著　有峰書店　1972

（質問者による事前調査）
『久留米の昔話を聞く 第8回 旧柳窪新田地区』教育委員会文化課／編　東久留米市教育委員会　1978
『東久留米の江戸時代』東久留米市教育委員会／編・刊　2005年