レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年03月01日
- 登録日時
- 2024/12/14 11:06
- 更新日時
- 2024/12/14 11:06
- 管理番号
- 市川202403-03
- 質問
-
解決
絵具は誰が作り始めたのか。
- 回答
-
現在一般的に使われているチューブ入り絵具は、『色彩 色材の文化史』(フランソワ・ドラマール/ほか著 創元社 2007)p.119に「1841年、アメリカ人の画家J・ゴフ・ランドは、豚の膀胱よりも手軽に調製済の絵具を保存する方法として、錫の薄片でできたチューブの特許をロンドンで取得した。翌年、イギリスのウィンザー&ニュートン社がこの特許に変更を加え、ふたの部分を改良したうえで、チューブ入り絵具を売り出した。チューブの中身である絵具も発展を遂げた」と記載あり。
また、『平凡社大百科事典 2』(平凡社 1984)p.622「絵具」の項に「人類最古の絵具には消炭や水で練った泥土が用いられた。これらには固着力が乏しく、こすれば消える。絵具の歴史は顔料の接着剤(展色剤)の歴史であり、その接着剤のさまざまな性質が多様な美の表現を生んだといえる」と記載あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 絵画材料.技法 (724 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000360593