レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2025/06/20
- 登録日時
- 2025/09/21 00:30
- 更新日時
- 2025/09/21 00:30
- 管理番号
- R1015499
- 質問
-
解決
小津安二郎の俳号を知りたい。
- 回答
-
小津安二郎の俳号は「塘眠堂(とうみんどう)」だった。以下の資料に記述がある。
・『小津安二郎大全』(松浦莞二/編著 宮本明子/編著 朝日新聞出版 2019.3)
「第三章 小津安二郎を見る 資料集」「対談 小津安二郎の俳句を読む」(俳人 紀本直美/映画研究者 宮本明子)(p.159-167)に次の記述がある。
「塘眠堂(とうみんどう)」という俳号はよく使っていたようです。(後略)」(p.166)
・『小津安二郎の俳句』(松岡ひでたか/著 河出書房新社 2020.3)
「第一部 小津安二郎の俳句とその周辺』「五 一九三九(昭和一四)年(三七歳)」(p.116-130)に「俳号・塘眠堂」(p.118-125)という項目がある。
・『いま、小津安二郎(Shotor library)』(小学館 2003.5)
「「小津好み」の愛用品」(p.48-67)に「塘眠堂(とうみんどう)は彼の雅号」と記載されている。(p.54)
・『サヨナラだけが人生だ:映画監督川島雄三の一生』(今村昌平/編 ノーベル書房 1969)
「俳人川島未央―山本浩三」(p.121)に次の記述がある。
「戦後間もない頃だったと思いますが、大船撮影所で同好の士が集って"茶の花会"という俳句のグループを作りました。(中略)監督では小津先生(塘眠堂)中村昇さん、そして未央と号した川島さんなどが熱心でした。(後略)」
・小津安二郎/著、貴田庄/編纂「特集●映画の悦楽「文学覚書」」『文學界』59(2)(文芸春秋 2005.2) p.138-177
小津安二郎が残した三冊の手帖の全文が掲載されている。この中に「塘眠堂雑句(一)」「塘眠堂句集(二)」「塘眠堂句集(三)」が掲載されている。(p.172-177)
[事例作成日:2025年6月20日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 詩歌 (911 10版)
- 映画 (778 10版)
- 参考資料
-
- B13673438 小津安二郎大全 松浦/莞二‖編著 朝日新聞出版 2019.3 778.21 978-4-02-251599-5 (p.166)
- B13795459 小津安二郎の俳句 松岡/ひでたか‖著 河出書房新社 2020.3 911.362 978-4-309-02872-9 (p.118-125)
- B11108307 いま、小津安二郎 小学館 2003.5 778.21 4-09-343155-8 (p.54)
- B10325167 サヨナラだけが人生だ 今村/昌平∥編 ノーベル書房 1969 778.21 (p.121)
- B14750576 文學界 2005/02 59(2) 文芸春秋 2005.02.01 (p.172-177)
- キーワード
-
- 俳号
- 俳句
- 小津安二郎
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物・団体
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000374374