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「鳴海製陶」のキーワードから、『鳴海製陶半世紀の歩み』『陶磁器雑記帖』の2冊の蔵書がヒットしましたが、同社の陶磁器製品の裏印、刻印、商標についての記述はありませんでした。

『鳴海製陶半世紀の歩み』の年表から、キーワードとして前身の「名古屋製陶」、買収された「住友金属工業　陶磁器事業」で蔵書検索しましたがヒットしませんでした。

7門陶器、5門商標の棚を直接探すと、『日本古陶銘款集　東海・甲信篇』に「鳴海焼」の解説と刻印の記述がありましたが、鳴海製陶とは関係がないようでした。

同業種の『ノリタケデザイン１100年の歴史』には、「裏印史」として同社のものが種類別に年代が付記されていましたが、関連企業の情報はありませんでした。

　国立国会図書館サーチで「裏印」で検索したところ、『輸出陶磁器便覧』が図書館送信限定デジタル資料としてヒットし、閲覧したところ巻末に裏印一覧があり、その中に「鳴海製陶　名古屋市外鳴海町」という見出しとともに裏印が一つ掲載されていました。

また、「鳴海製陶」で検索して得た結果のうち、『ライセンシー名鑑』の目次中に鳴海製陶があり、この資料には「商標」の件名が付与されていましたので、掲載の可能性が考えられますが、現物の所蔵がないので、確認できませんでした。