レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年6月8日
- 登録日時
- 2018/06/15 16:29
- 更新日時
- 2018/06/23 12:05
- 管理番号
- 県立長野-18-031
- 質問
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解決
自分が住んでいる自治体の森林が吸収する二酸化炭素の吸収量を計算したいので、長野県の森林面積が知りたい。計算式は林野庁が出しているようだ。
- 回答
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計算方法としては、林野庁のウェブサイトから、
「森林吸収量はどのように算定するのですか」【最終確認2018.6.21】
を紹介する。また、自身の所有する山林の算出方法として、
「所有している山林の森林吸収量は算定できますか」【最終確認2018.6.21】
も併せて紹介する。
また、算出には樹木の種類と林齢別の面積が必要なため、『長野県民有林の現況H.29』を紹介した。p.12に長野県分、また、後半に各市町村別の表がある。
- 回答プロセス
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1. 林野庁のウェブサイトから、森林の二酸化炭素の吸収量についてのコンテンツを探す。「地球温暖化防止に向けて」の「よくある質問」【最終確認2018.6.21】に関係するものを発見する。「森林吸収量はどのように算定するのですか」【最終確認2018.6.21】「所有している山林の森林吸収量は算定できますか」【最終確認2018.6.21】が該当すると思われる。
2. 「森林吸収量はどのように算定するのですか」【最終確認2018.6.21】に
吸収量(炭素トン/年)=幹の体積の増加量(m3/年)×拡大係数×(1+地上部・地下部比)×容積密度(トン/m3)×炭素含有率
という計算方法が出ており、詳しい計算方法が紹介されている。樹木の種類と林齢から平均的な幹材積を調べることができる「収穫表」を利用して計算するとあることから、森林面積だけでなく、木の種類別、また、樹齢別の統計が必要と分かる。
3. 郷土資料の棚で、分類650の周辺から資料を探す。『長野県民有林の現況H.29』p.12に樹種、齢級別の面積の表があった。また、少し古い資料になるが『世界農林業センサス2000 1 林業編20長野県統計書』【N650/50/'00】p.104-105にも樹木別面積の表があったが、齢級までは分けられていなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 林業 (650 8版)
- 林業経済.行政.経営 (651 8版)
- 環境工学.公害 (519 8版)
- 参考資料
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長野県林務部/編 , 長野県林務部. 長野県民有林の現況 平成29年4月. 長野県.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I081173324-00 (【N651/50/'17】p.12) -
農林水産省統計情報部 編 , 農林水産省統計情報部. 世界農林業センサス 2000年 第1巻 20 長野県統計書 林業編 2000年. 農林統計協会, 2002-02.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000353898-00 , ISBN 454102845X (【N650/50/'00】p.104-105)
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長野県林務部/編 , 長野県林務部. 長野県民有林の現況 平成29年4月. 長野県.
- キーワード
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- 地球温暖化
- CO2吸収量
- 信州学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000237227