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レファレンス事例詳細

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事例作成日
2023/02/01
登録日時
2023/03/09 00:31
更新日時
2023/03/09 00:31
提供館
大阪府立中央図書館 (2120005)
管理番号
6001059813
質問

解決

ヤシの木は樹木ではないらしいが、本当か。
回答
定義によっては樹木とみなさない場合がある。
以下の資料に記述があった。
・『木質の形成:バイオマス科学への招待 第2版』(福島和彦/[ほか]編集 海青社 2011.10)
p.15
「植物を分類する際に、草本植物とか木本植物という用語がよく用いられる。」
「木本植物は多年生植物であり、茎(樹幹)などの地上部の器官が冬などでも枯死せずに生き続ける。また木本植物は、維管束植物であり、発達した維管束形成層(vascular cambium)の分裂活動により肥大成長(radial growth)を行い、長年にも渡って茎や根が半径方向に太る特徴をもつ」
p.16
「単子葉類の多くは草本植物であるが、一部のヤシ類やタケ類のように高木で地上部に長年にも渡って生き続ける茎をもつ種類も存在する。しかしながら、これらの植物は維管束形成層をもたないため肥大成長を行なわない。したがって、ヤシ類やタケ類は例え高木になっても樹木には含まれない」

・『絵でわかる樹木の知識 (絵でわかるシリーズ)』(堀大才/著 講談社 2012.6)
p.1
「“樹木”の定義は人により異なるが、(1)背が高くなる、(2)茎が幹化して内部まで硬くなる、(3)長期間生き続ける、(4)茎が年々肥大成長する、の4つが考えられる。」
「またシュロやヤシも、最初の一時的な肥大成長の後は茎の頂端の成長点による上長成長のみで、形成層による肥大成長をしないので樹木の定義からは外れる。」

樹木の定義には二次肥大成長の有無だけを要件とするものもあった。
・『木質の構造』(日本木材学会/編 文永堂出版 2011.4)
p.9
「スギやケヤキは樹木(=木)で、スミレやチューリップが草であることは誰しも認めることだが、木と草とはどのように定義できるだろうか。植物形態学的には形成層により二次肥大成長をするものを木、しないものを草として区別している」

また次の資料には以下の記述があった。
・『木の写真図鑑:完璧版 (地球自然ハンドブック)』(アレン・コーンビス/著 浜谷稔夫/訳・監修 日本ヴォーグ社 1994.12)
p.19
「ヤシ類は習性ではしばしば木の形をとるが、真正の樹木ではない。一本立ちで枝を出さず年を経ても太くならない幹と、基部まではっきり裂けた葉がある。」

[事例作成日:2023年2月1日]
回答プロセス
事前調査事項
NDC
  • 森林立地.造林 (653 10版)
  • 植物学 (470 10版)
参考資料
  • 木質の形成 第2版 福島/和彦∥編集 海青社 2011.10   (15-16)
  • 絵でわかる樹木の知識 堀/大才∥著 講談社 2012.6   (1)
  • 木質の構造 日本木材学会∥編 文永堂出版 2011.4   (9)
  • 木の写真図鑑 アレン・コーンビス∥著 日本ヴォーグ社 1994.12   (19)
キーワード
  • ヤシ(ヤシ)
照会先
寄与者
備考
調査種別
事実調査
内容種別
その他
質問者区分
個人
登録番号
1000330016
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000330016 コピーしました。
アクセス数 3568
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