レファレンス事例詳細

※以下、インターネット情報は2023年8月19日最終確認。
以下、三菱UFJ銀行の沿革を参考に、「浅田銀行」「金原銀行」「東京中野銀行」「三菱銀行」時代の写真も含めて調査しています。
※冒頭に★がついているものは、不鮮明でわかりにくかった、もしくは一部しか写っていなかった写真です。

・『伸びゆく杉並　昭和７年』（横山茂樹／編、西部日報社、1932年、S11.21ヨ）
〇高円寺支店・阿佐谷支店
→杉並区がまだ杉並町だった時代の資料で、杉並町の沿革の他、当時の公共施設、教育機関、寺社、商店などの写真が多数掲載されています。ページ数が振られていないのですが、本資料の中に、「金原銀行高円寺出張所」の写真と「東京中野銀行阿佐ヶ谷出張所」の写真が掲載されています。

・『躍進の杉並　昭和28年』（南雲武門／編、躍進の杉並刊行会、1953年、S11.21ナ）
〇高円寺支店
→杉並区の公共施設や教育機関、寺社、商店などを紹介した本で、昭和28年当時の写真が多数掲載されています。p.57に、「三菱銀行高円寺支店」のモノクロ写真が掲載されています。

・『純情商店街』（高円寺銀座商店会協同組合４０周年誌編集委員会／編、高円寺銀座商店会協同組合、1998年、S11.67コ）
〇高円寺支店
→表紙に高円寺駅前のカラー写真（p.35に同じ写真があり、「平成10年撮影」と書かれています）が使用されており、「東京三菱銀行高円寺支店」が写りこんでいます（p.42にも写真がありますが、こちらは端が見切れています）。本資料は、NPO法人 東京高円寺阿波おどり振興協会のサイト（http://koenji-awaodori.com/）でも公開されています（TOP＞全般情報＞史料館＞高円寺のあゆみ　http://koenji-awaodori.com/pdf/booklet_junjo.pdf）。

・『杉並区の昭和　写真アルバム』（いき出版、2019年、S11.21イ）
〇荻窪支店
→★p.74に昭和50年代の荻窪駅南口の写真が掲載されており、左側中央に「三菱銀行」の看板と店舗がうっすらと写っている。

〇阿佐ヶ谷支店
→p.105に、昭和23年頃の阿佐ヶ谷駅北口前の写真が掲載されている。写っている店舗は「木村屋商店」だが、紹介文によると、「現在のこの場所には、三菱UFJ銀行阿佐ヶ谷支店が建っている。」と記載されている。
→★p.176に、昭和40年代の阿佐ヶ谷駅高架下で神輿を担ぐ人たちの写真が掲載されている。その右側に「三菱銀行」の看板が少し写っている。

〇高円寺支店
→p.3に昭和40年代の高円寺駅北口で撮られた家族写真が掲載されており、「三菱銀行」の看板も写っている。
→★p.5に昭和55年頃の銀座商店街で撮られた法要の行列写真が掲載されており、後ろに「三菱銀行」の看板がうっすらと写っている。

〇西荻窪支店
→pp.56-57に昭和33年、昭和39年の西荻窪駅付近の写真が掲載されている。そのうちの3枚に「三菱銀行」の看板が写っている。
→p.59に昭和40年頃の西荻窪駅北口の写真が掲載されており、中央に「三菱銀行」の店舗が写っている。
→p.88に昭和40年頃の「三菱銀行」の写真が掲載されている。紹介文によると、当時の支店は踏切に近かったが、現在は駅前のバス通りの北に移転した、と記されている。

・『目で見る杉並区の100年　写真が語る激動のふるさと一世紀』（郷土出版社、2012年、S11.21キ）
〇荻窪支店
→pp.162-163に、昭和36年の天沼陸橋東側の写真が掲載されている。中央部分に、店舗自体の写真ではないが、「三菱銀行」の場所を指し示す看板が写っている。

・『三菱銀行史』（三菱銀行三菱銀行史編纂委員会、1954年、https://dl.ndl.go.jp/pid/9524367※図書館・個人送信限定資料）
→三菱銀行時代の「高円寺支店」と「阿佐ヶ谷支店」、364コマ目に「荻窪支店」と「西荻窪支店」の、沿革およびモノクロ写真が掲載されています。刊行当時（1954（昭和29）年前後）に撮影されたものと思われます。

・『三菱銀行史 続』（調査部銀行史編纂室／編、三菱銀行、1980年、https://dl.ndl.go.jp/pid/12000702※図書館・個人送信限定資料）
→前記資料の続編です。各支店紹介のページに、カラー写真が掲載されています。こちらも刊行当時（1980（昭和55）年前後）に撮影されたものと思われます。