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レファレンス事例詳細

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事例作成日
2017年05月31日
登録日時
2019/03/01 11:49
更新日時
2019/07/19 12:42
提供館
埼玉県立久喜図書館 (2110009)
管理番号
埼久-2018-106
質問

未解決

中島敦著「弟子」(『中島敦全集 補巻』(中島敦著 文治堂書店 1961)収録)のp247に「圜冠句履緩く■[ケツ 玉偏に夬]を帯びて几に凭つた」とある。この「■[ケツ 玉偏に夬]を帯びて」とは、人が■[ケツ 玉偏に夬] をどのようにつけたものなのかがわかる図を見たい。
回答
該当する資料を確認できなかった。
回答プロセス
1 『弟子』について調べる。
 孔子(紀元前552-紀元前479)とその弟子についての物語。時代は中国の春秋時代(紀元前770年-403年)である。春秋時代は古代中国における周の後半期。

2 参考図書を調べる。
『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 2 カツ-コモ』(フランク・B.ギブニー編集 TBSブリタニカ 1973)
 p631「けつ(玉偏に夬)」 中国古代の玉器の一種。殷周の佩玉(はいぎょく)で環状をなし,一方に切れ目がつくとあり。
『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 5 ニチ-ホウ』(フランク・B.ギブニー編集 TBSブリタニカ 1974)
 p135「佩玉(はいぎょく)」 中国で,大帯にかけて飾りとした玉器をいう。璧 (へき) ,こう,環,衝,牙などみな佩玉である。璧,環などはその原形が竜山文化にみられる。殷・周時代には儀礼的な飾玉として用いられたが,東周以後単なる装飾に用いられるようになったとあり。
『図解考古学辞典』(水野清一[ほか]編 東京創元社 1982)
 p305「けつ」殷周の佩玉で、系壁のごとく小で、一方に欠するところのあるものをいうとあり。
 p886「へき 璧」小刀、礪石などをつるして腰につけるための小さい系璧も作られているとあり。
 p789「はいぎょく 佩玉」璧、環、彫玉などの形がある(中略)なお佩玉ではないが、佩用の剣装に、また帯の鉤具につかわれた例も多いとあり。
 p605「たいこう 帯鉤」戦国時代より漢代にかけて盛行した帯金具。(中略)戦国時代のものには黄金のもの、金を象嵌し、玉をはめたものなど、豪奢なものがありとあり。
『東洋歴史大辞典 上巻 あ-しな』(臨川書店 1986)
 p970「けつ」玉壁の一種にして、其形小く、系帯に佩せられたものを系壁と呼びとあり。
『世界考古学事典 上』(平凡社 1979)
 p345「けつ」腰に吊るしておく一そろいの道具や装飾の中の一つとあり。

3 中国古代の服装について調べる。
『玉とヒスイ』(藤田富士夫著 同朋舎出版 1992)
 p80 春秋・戦国時代には「■[ケツ 玉偏に夬]の用途に耳飾り以外の用法が現れはじめ、戦国時代(紀元前475-221年)の墓、魏国墓では帯鉤、すなわち革おび(ベルト)を留める部分の一部として■[ケツ 玉偏に夬]が使われているとあり。
『中国古代の服飾研究 増補版』(沈従文[ほか]編著 京都書院 1995)
 索引に「〔けつ〕」、「帯鈎」あり。
 p42「挿図11」彩絵女性木俑の図に腰の辺りから下げた佩玉あり。木俑の前面に下げた佩玉に見られる数種の組み合わせとあり。
 p80「図33 中 戦国」銀に鍍金を施し、玉や琉璃を嵌めた龍頭の帯鈎-(〔けつ〕のはめ込まれた帯鈎の写真)あり。
 p83「挿図33 帯鈎」
『中国古代の生活史』(林巳奈夫著 吉川弘文館 1992)
 p4 腰に巻く帯について記述あり。
『中国服飾史図鑑』(黄能馥[ほか]著 科学出版社 2018)
 p104[六]佩■[コウ 王偏に黄]殷代の佩■[コウ 王偏に黄]の図あり。
『中国服装史 五千年の歴史を検証する』(華梅著 白帝社 2003)
 p33-37 「春秋時代の深衣と胡服」に帯鉤(おびどめ)の図と説明あり。

4 ウェブサイト、データベースを調べる
(1)中国に、和漢三才図会のような古代の百科事典がないか調べる。
《コトバンク》(https://kotobank.jp/ 朝日新聞社、VOYAGE GROUP)
 「三才図会」に「中国、明代の図解書。一〇六巻。王圻おうき撰。1607年完成、09年刊。天文・地理・人物・鳥獣・草木など一四部門に分けて種々の事物を図説する。「和漢三才図会」はこれにならったもの。(大辞林)」とあり。

(2)《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈三才図会 & データベース〉で検索する。
《明代図像資料三才図会データベース》(http://kande0.ioc.u-tokyo.ac.jp/kdb/cgi-bin/kdb_agent.cgx?project_code=pj01&oid=62367 東京大学 東洋文化研究所)
 「佩玉」あり。

(3)《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈ケツ & 春秋時代〉で検索する。
《コトバンク》(https://kotobank.jp/word/%E7%8E%A6-59509 朝日新聞)
 「ブリタニカ国際百科事典小項目事典」
  中国古代の玉器の一種。殷・周の佩玉で環状をなし、一方に切れ目がつくとあり。。
 「大辞林 三版」
  古代の装飾品。一部分を欠いた環形の玉。男子が腰にさげるとあり。

〈その他調査済み資料〉
『東洋服装史論攷 古代編』(杉本正年著 文化出版局 1979)
 

ウェブサイト・データベースの最終アクセスは2017年5月31日。
事前調査事項
NDC
  • 歴史補助学 (202 9版)
  • アジア史.東洋史 (220 9版)
  • 衣食住の習俗 (383 9版)
参考資料
キーワード
  • 服飾-中国-歴史-古代
照会先
寄与者
備考
調査種別
文献紹介
内容種別
質問者区分
個人
登録番号
1000252330
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000252330 コピーしました。
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