レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年10月14日
- 登録日時
- 2009/10/14 17:22
- 更新日時
- 2014/08/14 14:31
- 管理番号
- 10414
- 質問
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解決
「明魂(めいこん)」という文を探している。「月がくもるにあらず 雲かかるなり」といった始まりだったと記憶している。
- 回答
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○喜多方市のホームページで、「蓮沼門三の言葉」として「明魂(めいこん) 」が紹介されている。
始まりの部分は、下記のとおり。
「月歪むにあらず波騒ぐなり。止水に映る月を見よ。波立つ心に映る萬象は真の相(すがた)を現わさず。日暗むにあらず雲かかるなり。」
〔明魂掲載のURL〕〔最終確認:2009年10月14日〕
http://www.city.kitakata.fukushima.jp/2064/6566/6582/6654/006668.html
同ホームページにより、作者の蓮沼門三氏は、明治15年2月22日、福島県耶麻郡相川村(現・喜多方市山都町)に生まれ、
日本の社会教育の形成と発展に尽力したこと。喜多方市名誉市民第1号に選ばれたことなどが判明。
〔喜多方市の蓮沼門三氏の経歴紹介URL〕〔最終確認:2009年10月14日〕
http://www.city.kitakata.fukushima.jp/2064/6566/6582/006713.html
○「明魂(めいこん) 」が掲載されている当館所蔵の蓮沼門三氏著作
『永遠の遍歴-蓮沼門三自伝』(蓮沼門三/著 修養団 1956年)〔当館請求記号:MN1 289 19〕
「世界遍歴」の章に「明魂」の掲載がある。
- 回答プロセス
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依頼者からの情報は非常に乏しかったが、Googleで「明魂」をキーワードに検索したところ、
喜多方市のホームページで文そのものが公開されていた。
依頼者の記憶していたフレーズは不確かだったが、文の感じや、使用されている言葉などから、
恐らくこの文ではないかと考えた。
また、この文の作者が蓮沼門三氏であることが判明したので、著作の有無を確認したところ、
『永遠の遍歴-蓮沼門三自伝』を所蔵しており、現物を確認したところ、「明魂」の掲載があった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 人生訓.教訓 (159 8版)
- 個人伝記 (289 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 明魂
- 月歪むにあらず波騒ぐなり
- 蓮沼門三
- 永遠の遍歴-蓮沼門三自伝
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000058708