レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2025/10/18
- 登録日時
- 2026/03/28 00:30
- 更新日時
- 2026/03/28 16:48
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-250032
- 質問
-
未解決
幕末頃の土御門家の門弟の一人であった、仙台藩の佐藤道之助という人物の来歴等を知りたい。
- 回答
-
御依頼の件につきまして、下記の通り御案内しました。
※【 】内は当館請求記号
1 下記資料にて、仙台藩の「佐藤家」及び「佐藤姓の人物」について調査しましたが、「佐藤道之助」という氏名は見当たりませんでした。
資料1 鈴木省三編『仙台叢書 第6巻』仙台叢書刊行会,1924【K081/セ1】
資料2 田辺希文ほか編 ; 平重道解題『伊達世臣家譜 第1巻 復刻版』宝文堂,1975【K288/タ6/1】
資料3 田辺希文ほか編 ; 平重道解題『伊達世臣家譜 第2巻 復刻版』宝文堂,1975【K288/タ6/2】
資料4 田辺希文ほか編 ; 平重道解題『伊達世臣家譜 第3巻 復刻版』宝文堂,1975【K288/タ6/3】
資料5 田辺希文ほか編 ; 平重道解題『伊達世臣家譜 続編 第1巻 限定版』宝文堂出版販売,1978【K288/タ6-2/1】
資料6 田辺希文ほか編 ; 平重道解題『伊達世臣家譜 続編 第2巻 限定版』宝文堂出版販売,1978【K288/タ6-2/2】
資料7 田辺希文ほか編 ; 平重道解題『伊達世臣家譜 続編 第3巻 限定版』宝文堂出版販売,1978【K288/タ6-2/3】
資料8 田辺希文ほか編 ; 平重道解題『伊達世臣家譜 続編 第4巻 限定版』宝文堂出版販売,1978【K288/タ6-2/4】
資料9 『仙台藩家臣録 第1巻』歴史図書社,1978【K288/セ2/1】
資料10 『仙台藩家臣録 第2巻』歴史図書社,1978【K288/セ2/2】
資料11 『仙台藩家臣録 第3巻』歴史図書社,1978【K288/セ2/3】
資料12 『仙台藩家臣録 第4巻』歴史図書社,1978【K288/セ2/4】
資料13 『仙台藩家臣録 第5巻』歴史図書社,1979【K288/セ2/5】
資料14 『角川日本姓氏歴史人物大辞典 4』角川書店,1994【K288/カ9】
資料15 坂田啓編『私本仙台藩士事典 増訂版』坂田啓,2001【K280/サ7-2】
資料16 仙台郷土研究会編『仙台藩歴史事典 改訂版』仙台郷土研究会,2012【K205/2012.1】
2 仙台藩の算家「佐藤久之助」(サトウ キュウノスケ)という人物に関する記述を確認できましたので、参考までにお示ししました。ただし、佐藤久之助が土御門家に師事していたという事実は確認できませんでした。
資料17 林鶴一『仙台、一ノ関、盛岡及弘前藩ノ和算家ニ就テ』林鶴一,1919【K419/ハ1】
「1.仙台及ビ一ノ関藩」-「10.加茂義明」の項
加茂一門の師弟関係が列記されており、文中に「佐藤久之助」の名前が確認できました。
p.21「(前略)松木百合之助 遠藤ノ弟子.名ハ清直./早井己之助 松木ノ弟子.源次賀/松木ノ弟子ニ早井ノ外次ノ三人アリ/佐藤久之助(中略)佐藤久之助ノ弟子ニ次ノ二人アリ/高橋恒吉/桂島銀之助(後略)」
※原文は旧字、改行されている箇所は「/」で表記しました。
資料18 菊田定郷著『仙台人名大辞書』続「仙台人名辞書」刊行会,1981【K280/キ1-2】
p.453「サトー・キューノスケ【佐藤久之助】」の項
「算法家。算数を松木百合之助清直に学ぶこと三十八年。中西流算学の奥儀を極め、慶邦公より宮城郡七北田村高森山を賞賜せらる、明治維新後同村字野村に帰農す、明治十八年頃八十六歳にて没す、仙台通町玄光庵に葬る。」
※原文は旧字
資料19 宮城県史編纂委員会編『宮城県史 12』宮城県史刊行会,1961【K201/ミ1/12】
pp.151-152「和算・天文」-「中西流数学系図」-「仙台算家由来書」の項
仙台藩の算家の系図が掲載されており、p.152に「佐藤久之助」の名前が確認できました。
資料20 宮城県教育委員会編『宮城県教育百年史 第1巻』ぎょうせい,1976【K372/ミ1-2】
「第二章 近代教育制度の発足(明治五-一二)」-「第一節 宮城県における「学制」の実施」-「小学校設立と就学状況」の項
pp.132-143に「学校方伺綴」(明治六年)中の「宮城県管下小学校開業調」(明治七年一月報告)を基にした宮城県に設立された公立小学校の一覧表が掲載されています。
各校の教員名も掲載されており、「算術」の担当教員名に「佐藤久之助」の名前が確認できました。
p.133「(前略)十六 上谷刈 六・七・二〇 二 三八 読書・習字(士)白石山人(73)、算術(士)佐藤久之助(74)(後略)」
※文中の「算術」は学科目、「(士)」は族籍、氏名の後の「(74)」は満年齢を表しています。(p.132より引用)
3 当館作成の「士族人名索引カード」(明治期に作成された公文書の写しで、明治初期、仙台に在住した旧仙台藩士の氏名及び禄高等の記録がある資料から、人名を検索できるようにしたもの)を検索したところ、御依頼の人物と同一かどうかは判断できかねますが、当館の所蔵資料から、「佐藤道之進(サトウ ミチノシン)」という人物の氏名が確認できました。
ただし、お示しの「佐藤道之助」との関係や、土御門家に師事していた人物であるかどうかに関する記述は見当たりませんでした。
資料21 『仙台藩士族籍 2』宮城県図書館,1975【K280/セ6/2】
p.319「佐藤道之進」の項
資料22 『家中人数調 2』宮城県図書館,1975【K280/カ2/2】
p.439「佐藤道之進」の項
4 その他、下記資料に当たりましたが、「佐藤道之助」に関連する記述は見当たりませんでした。
資料23 森銑三,中島理寿編『近世人名録集成 第5巻』勉誠社,1978【281.03/1976.2/5R】
資料24 河北新報社編『宮城県百科事典』河北新報社,1982【K031/カ2/タ】
資料25 八巻寿亮『宮城の和算』けやきの街,1985【K419/ヤ1-6】
資料26 鈴木規矩太郎,鈴木精吾共著『岩手県南宮城県北和算家列伝』内藤印刷(印刷),1995【K419/1995.8】
資料27 藤原益栄『暦のはなし』光陽出版社,2002【K449/2002.3】
資料28 黒須潔『仙台藩の天文』大崎八幡宮,2013【K449/2013.6】
資料29 佐藤賢一『仙台藩の和算』大崎八幡宮,2014【K419/2014.Z】
5 また、資料17-20は国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/ (最終アクセス日:2025年10月13日)で内容を御覧になることができます。URL等の情報は以下のとおりです。
資料17は、国立国会図書館デジタルコレクション『林鶴一博士和算研究集録 下巻』内に収録されています。(国立国会図書館内/図書館・個人送信限定)
URL https://dl.ndl.go.jp/pid/1246609/1/27
※該当箇所は27コマ目です。
資料18(国立国会図書館内/図書館・個人送信限定)
URL https://dl.ndl.go.jp/pid/12189726/1/363
※該当箇所は363コマ目です。
資料19(国立国会図書館内/図書館・個人送信限定)
URL https://dl.ndl.go.jp/pid/2995428/1/97
※該当箇所は97コマ目です。
資料20(国立国会図書館内/図書館・個人送信限定)
URL https://dl.ndl.go.jp/pid/12115336/1/83
※該当箇所は83コマ目です。
- 回答プロセス
-
1 資料1-16を調べたが「佐藤道之助」についての記述は確認できなかった。
2 仙台藩の算家である「佐藤久之助」に関する記述があったため、参考までに紹介した。
3 士族人名カードで「佐藤道之進」という氏名を確認したが、お問合せの「佐藤道之助」と同一人物であるかは不明。
4 その他、資料23-29には関連する記述はなかった。
5 資料17-20は国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能ということも案内した。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 個人伝記 (289 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 佐藤, 道之助(サトウ, ミチノスケ)
- 佐藤, 久之助(サトウ, キュウノスケ)
- 土御門家
- 仙台藩
- 伊達藩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000382470