レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/09/05
- 登録日時
- 2009/11/11 02:11
- 更新日時
- 2009/11/26 11:11
- 管理番号
- 埼浦-2009-045
- 質問
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解決
JR高崎線籠原(かごはら)駅の駅名の由来について知りたい。
- 回答
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以下の記述があった資料を紹介した。
『轣轆114 高鉄運転史』(日本国有鉄道高崎鉄道管理局運転史編纂委員会 1987)
p331「籠原駅」の項に由来の記述あり。回答プロセス参照。
『埼玉大百科事典 1』(埼玉新聞社 1974)
p359-360「籠原駅」の項に、「小字が駅名となり」とある。
『JR・第三セクター全駅名ルーツ事典』(村石利夫 東京堂出版 2004)
p376「籠原駅」の項に、「カゴは険しいという意である。アップダウンの激しい原野という意でつけられた地名である。」とある。
- 回答プロセス
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『轣轆114 高鉄運転史』(日本国有鉄道高崎鉄道管理局運転史編纂委員会 1987)
p331「籠原駅」の項によると、「駅名は、当時の地名を玉井村新堀と称していたため『新堀』(にいぼり)としたかったが、すでに東北本線に日暮里駅があり、文字はともかく、耳で聞く場合、間違う恐れが多分にあるということで決定できなかった。種々、検討した結果、駅の北東部、旧中山道沿いの『信楽』という茶店のあたりに新堀字籠原という地名があり、これを駅名にしてはどうかということで、ようやく『籠原』に決定したという。」とある。
回答以外の調査済み資料は以下のとおり。
『埼玉県地名誌』(韮塚一三郎 北辰図書 1977)
p343「籠原」の項に、「籠原は新堀村の小名であったが、国鉄高崎線の一駅となるに及んで、その名が知られるようになった。」
『埼玉県の地名』(平凡社 1993)『熊谷市史 通史編』(熊谷市史編さん室 熊谷市 1984)『熊谷市史 後篇』(熊谷市史編纂委員会 熊谷市 1964)『熊谷史話』(林有章 国書刊行会 1981)『熊谷百話』(熊谷郷土文化会 1971)『熊谷の姿』(熊谷市文化連合 1973)『熊谷大観』(下田江東 〔埼玉県立浦和図書館(製作)〕〔1995〕 ※埼玉民報社大正6年(1917)刊の複製)『新編熊谷風土記稿』(日下部朝一郎 国書刊行会 1978)『郷土史点描 市報「くまがや」より』(熊谷市立図書館 熊谷市立図書館 1987)『埼玉ふるさと散歩 熊谷市』(新井寿郎 さきたま出版会 1993)『ふるさと熊谷の歴史あれこれ』(井上善治郎 〔井上善治郎〕 〔1998〕)『埼玉の鉄道』(老川慶喜 埼玉新聞社 1982)『さいたまの鉄道』(埼玉県立博物館 1999)『埼玉鉄道総合年表』(埼玉鉄道史研究会 1996)『高崎線物語 開業120年』(埼玉新聞社 JR東日本高崎支社 2003)『関東510』(小学館 1983)『熊谷駅100年史』(日本国有鉄道熊谷駅 1983)『七十年史』(日本国有鉄道大宮工場 〔1966〕)
- 事前調査事項
- NDC
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- 鉄道運輸 (686 9版)
- 日本 (291 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『轣轆114 高鉄運転史』(日本国有鉄道高崎鉄道管理局運転史編纂委員会 1987)
- 『埼玉大百科事典 1』(埼玉新聞社 1974)
- 『JR・第三セクター全駅名ルーツ事典』(村石利夫 東京堂出版 2004)
- キーワード
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- 鉄道-駅-籠原駅
- 埼玉県-熊谷市-交通-歴史
- 日本国有鉄道-国鉄-JR
- 埼玉県-熊谷市-地名
- 郷土資料
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000059387