レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年03月15日
- 登録日時
- 2024/05/19 14:19
- 更新日時
- 2024/05/25 16:32
- 管理番号
- 相橋-R6-03
- 質問
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解決
江戸時代の臨済宗の僧侶「正受老人」の生い立ちが知りたい。
- 回答
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『清々しい日本人』
『一日暮し』
上記の資料を提供した。
また、国会デジタルにて『正受老人を看よ』が閲覧できたので案内した。
- 回答プロセス
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市内蔵書検索システムにてキーワード“正受老人”で検索したがヒットなし。
検索エンジンGoogle(https://www.google.co.jp/ 2024/3/27 最終確認)にて
“正受老人”を検索した。Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/ 2024/03/27 最終確認)の“道鏡慧端”の項に正受老人は道鏡慧端のことであるとの記載あり。
真田信之の庶子として飯山城にて生まれたことや、16歳で悟りを得たことなどが記載されている。
再度市内蔵書検索システムにてキーワード“道鏡慧端”を検索するがヒットなし。
GoogleBooks(https://books.google.co.jp/ 2024/03/27 最終確認)にて“正受老人”を検索したところ、以下の資料が見つかった。
①『清々しい日本人』(自館請求記号:281.04)
p176-p192[一日一日を大切に生きよと説いた師弟]の項に正受老人の生い立ちやその弟子白隠との関係性についてなどの記載あり。
正受老人の教えとして有名な“一日暮し”という言葉をGoogleBooksで再度検索したところ、以下の資料が見つかった。
②『一日暮し』(自館請求記号:914.6)
正受老人の“一日暮し”の教えに感銘を受けた作者のエッセイ集。正受老人に関するエピソードが多数出てくる。
p12に松代の真田侯の子として生まれたこと、飯山城主松平忠澄の家で育ったことなどが紹介されている。
また、p27-32に母との暮らしや、至道庵で修行をしていたことについて書かれている。
更に、国立国会図書館デジタルコレクション(https://dl.ndl.go.jp/ 2024/03/27 最終確認)にて“正受老人”を検索した。
『正受老人を看よ』(https://dl.ndl.go.jp/pid/1024257/ 2024/03/27 最終確認)に正受老人の生い立ちが旧かなづかいではあるがわかりやすく記載されている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (281)
- 評論.エッセイ.随筆 (914)
- 参考資料
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武田鏡村 著. 清々しい日本人. 東洋経済新報社, 2008.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009331833 , ISBN 978-4-492-04301-1 -
水上勉 著. 一日暮し. 角川書店, 1996.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002519301 , ISBN 4-04-883450-9
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武田鏡村 著. 清々しい日本人. 東洋経済新報社, 2008.
- キーワード
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- 正受老人
- 一日暮し
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000350322