レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年12月15日
- 登録日時
- 2024/09/20 18:00
- 更新日時
- 2024/12/28 13:09
- 管理番号
- いわき総合-地域755
- 質問
-
解決
いわき市平中平窪(なかひらくぼ)にある常勝院(じょうしょういん)が、いつからあるのか知りたい。
- 回答
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以下の資料に記述がありました。
これらによると、常勝院は、享禄三(1530)年に大館に開山され、元和年間(1615~1623)に中平窪に移ったとされていることがわかります。
【資料①】『いわきの寺』 今井速水∥編 1981
→p.146に記述あり。(p.146~147「鶴隆山 常勝院 岩城寺」)
【資料②】『いわきのお寺さん』 今井速水∥編 1991
→p.202「鶴隆山 常勝院 岩城寺」に開山年の記述があるが、中平窪に移った年については、具体的な記述なし。
【資料③】『いわき市史 6巻 文化』 いわき市史編さん委員会∥編 1978
→p.253の表に記述あり。
【資料④】真言宗智山派 常勝院岩城寺HP
→「常勝院の由来」に記述あり。 [最終アクセス:2024/9/4]
https://www.johsho.jp/johshoin/index.html
【資料⑤】『平窪郷土史』 平窪郷土史編纂委員会∥編 1987
→p.719に、大須賀筠軒『中平窪村誌』(【資料⑥】)を引用した記述あり。
開山年については、具体的な記述があるが、中平窪に移った年については、具体的な記術なし。
(p.718~723「常勝院」)
【資料⑥】『磐城郡村誌 九』 大須賀次郎(筠軒)∥編 1878
→ページ番号なし。「中平窪村」>「寺」>「常勝院」に記述あり。
【資料⑤】で引用されている資料。
【資料⑦】『郷土誌 平第四小学校 昭和7年(福島県訓令第2号)』平第四小学校∥編 1932
→ページ番号なし。「第八章 社寺及宗教」>「第三節 寺院」>「鶴隆山常勝院岩城寺」に記述あり。
【資料⑧】『石城郡誌』 石城郡役所∥編 1979
→p.272に記述あり。(p.271-272「磐城寺」)
【資料⑨】『石城郡郷土大観』 黒沢常葉∥著 1986
→p.151に記述あり。(p.151-152「磐城寺」)
【資料⑩】『石城に於ける寺院』 磐城高等女学校第三学年∥編 1936
→p.9「鶴隆山常勝院岩城寺」に記述あり。
- 回答プロセス
-
上記回答のとおり。以下の資料に記述は確認できませんでした。
『角川日本地名大辞典 7』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会)、『日本歴史地名大系 7』(平凡社)、『石城郡町村史』(諸根樟一)、『概説平市史』(平市史編集委員会)、『磐城郷土史』(諸根樟一)、『夏井川流域紀行』(いわき地域学会出版部)、『ふくしまの古寺社紀行』(植田龍)、『ふくしまの寺院』(吉岡棟一)
- 事前調査事項
- NDC
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- 寺院.僧職 (185 9版)
- 東北地方 (212 9版)
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】『いわきの寺』 [K/185/イ・1110035332]
- 【資料②】『いわきのお寺さん』[K/185/イ・1110035324]
- 【資料③】『いわき市史 6巻 文化』[K/210.1-1/イ・1110038559]
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【資料④】真言宗智山派 常勝院岩城寺HP「常勝院の由来」
トップ>「常勝院について」>ページ下部「常勝院の由来」 - 【資料⑤】『平窪郷土史』[K/210.1-1/ヒ・1110039029]
- 【資料⑥】『磐城郡村誌 九』[K/291/イ・1110092036]
- 【資料⑦】『郷土誌 平第四小学校 昭和7年(福島県訓令第2号)』 [K/210.1-1/キ-S・1112073299]
- 【資料⑧】『石城郡誌』[K/210.1-1/イ・1110047394]
- 【資料⑨】『石城郡郷土大観』[K/210.1-1/ク・1110038906]
- 【資料⑩】『石城に於ける寺院』[K/185/イ・1110035274]
- キーワード
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- 鶴隆山 常勝院 岩城寺
- かくりゅうざん じょうしょういん がんじょうじ
- 磐城寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000355715