レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年12月11日
- 登録日時
- 2026/02/21 14:35
- 更新日時
- 2026/02/23 09:26
- 管理番号
- 地-250003
- 質問
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解決
1864年に創刊した「海外新聞」について。横浜に住んでいた中国人(華僑)が、印刷業や鉛活字の技術者として働いていたようだが、その詳細がわかる資料はあるか。
- 回答
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下記の資料を紹介しました。
・『横浜の本と文化 横浜市中央図書館開館記念誌』横浜市中央図書館開館記念誌編集委員会編 横浜市中央図書館 1994
p.182~183「『海外新聞』の創刊」(執筆・佐藤孝)が立項されていますが、中国人(華僑)が印刷業や鉛活字の技術者として働いていた旨の記述はありませんでした。
「海外新聞」の事例ではありませんが、p.248「印刷・販売の移り変り 印刷業の展開」中、「情報発信地・横浜」の項(執筆・齊藤秀夫氏)では、1861年創刊の『ジャパン・ヘラルド』の例として「一八七〇年ごろには、職工七、八人、イギリス人の職長、中国人二人、あとは日本人」の記述があります。
また、p.468~473「居留地文化 印刷・出版・教育方面における横浜の中国人」中、「印刷技術と中国人 一 中国人植字工・印刷工の活躍」が立項されており(執筆・伊藤泉美氏)、「一八七〇年代の横浜では、ほとんどの英字新聞社において、中国人が印刷工・植字工・機械技師として雇われていた」等の記述があります。
・『開国日本と横浜中華街』西川武臣、伊藤泉美著 大修館書店 2002
「Ⅱ 開港場にて 二、来日する中国人たち」中、p.83~85「近代的技術の移転」において、p.85に「印刷の分野でも中国人の存在は重要であった。(中略)英字新聞社には中国人の職人が働いていた。」とあり、新聞社のほか、中国人が経営する印刷店があり、外国商館の書類や封筒、ホテルのメニューなどさまざまな印刷を手がけたことが記されています。
・『図説 横浜外国人居留地』横浜開港資料館編 有隣堂 1998
p.58~61「11.華僑と中華街」中、p.58に「彼らは貿易業、建築業、印刷業、理髪業、料理業などさまざまな職業を営み、居留地の社会と経済を支えた。」とあります。
このほか、以下の資料から「海外新聞」に関する記載を確認しましたが、お探しの情報を見出すことはできませんでした。
ご参考として、調査に使用した資料をご紹介いたします。
・『横浜から新聞を創った人々』山室清著 神奈川新聞社 2000
・『「ニュ―ス・ペ―パ―」上陸す 日本の新聞の夜明け』甘利璋八著 新人物往来社 1987
・『横浜華僑の記憶 横浜華僑口述歴史記録集』中華会館、横浜開港資料館編 中華会館 2010
・『横浜印刷技術変遷史1~2』桜井孝三著 印刷学会出版部 1990
・『神奈川県史 各論編3 文化』神奈川県県民部県史編集室編 1980の、「第三編 近代・現代 1 海外新聞と横浜毎日新聞」中、p.509~543に「一 海外新聞」が立項されていますが、ご質問の回答につながる情報を見出すことが出来ませんでした。
- 回答プロセス
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「海外新聞」、「華僑」をキーワードとして当館所蔵資料を確認した。また、幕末から明治期にかけての神奈川県史、横浜市史関係の資料を調査し、関連する情報が記載されているかを確認した。
- 事前調査事項
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「横浜華僑の社会の形成と発展:幕末開港期から関東大震災復興期まで」伊東泉美著
および、「横浜華僑社会と二つの世紀末」伊東泉美著は確認済みである。
- NDC
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- ジャーナリズム.新聞 (070 10版)
- 関東地方 (213 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 海外新聞
- 華僑
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000380892