レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年10月16日
- 登録日時
- 2017/05/24 11:11
- 更新日時
- 2017/07/28 09:45
- 管理番号
- 埼熊-2017-009
- 質問
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解決
濱館貞吉という人物について知りたい。
- 回答
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以下の資料を提供した。
『埼玉人物事典』(埼玉県教育委員会編 埼玉県 1998)
p651に「浜館貞吉」の項あり。生年月日や没年、職業、著書などについて記載あり。
《国立国会図書館デジタルコレクション》「下野大観」(浜館貞吉著 下野大観刊行会 1926)
序文に関連する記述あり。
奥付に「大正十五年七月十八日発行 埼玉県大里郡熊谷町二九二五番地 濱館貞吉」とあり。
(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1020229 国立国会図書館)4-7、224コマ
『寒葉斎建部綾足』(浜館貞吉著 浜館貞吉 1929)
p327-334 「本書の成るまで 著者の身辺雑記」に居住や職業、親交のあった人物など関連する記述あり。
(注)国立国会図書館デジタルコレクションでも閲覧できる。
《国立国会図書館デジタルコレクション》『寒葉斎建部綾足』(浜館貞吉著 浜館貞吉 1929)
(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1187365 国立国会図書館) 国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
- 回答プロセス
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1 人物辞典を調べる。
『埼玉人物事典』(回答資料)
『熊谷人物辞典』(国書刊行会 1982)
p299 「浜館勇吉(はまだて ゆうきち)」の項あり。名前が異なるが、生没年と説明は『埼玉人物事典』とほぼ同じである。
2 自館目録を〈全項目:濱館貞吉〉で検索する。
『熊谷郷土会誌』(国書刊行会 1984)
濱館貞吉著「建部綾足仮寓の家」(『熊谷郷土会誌 第5号』p64-65 熊谷郷土会 1940.9)
著者情報はなし。
『寒葉斎建部綾足』(回答資料)
3 埼玉関係雑誌記事索引を〈著者名:濱館貞吉〉で検索する。
『埼玉史談 第10巻』(埼玉県郷土文化会編 国書刊行会 1973)
濱館貞吉著「竹井澹如翁を語る」(『埼玉史談 第10巻 第2号』p124-128 埼玉郷土会 1938.11)
著者情報はなし。
濱館貞吉著「無窮翁と雪江道人の風格」(『埼玉史談 第10巻 第6号』p348-364 埼玉郷土会 1939.7)
p364 記事の最後に「(昭和十四年七月二十三日 熊谷市寒葉風荘において)」と記載あり。
〈浜舘貞吉〉で検索する。
「塩谷啓山翁讃歌」(「埼玉史談」6-5 1960.04)とあり、『埼玉史談 6巻』(埼玉県郷土文化会編 国書刊行会 1972)を確認するが該当する記事なし。
4 《国立国会図書館サーチ》(http://iss.ndl.go.jp/ 国会図書館)を<塩谷啓山 & 埼玉史談>で検索する。
『埼玉史談 第7巻 第1号-4号』(埼玉県郷土文化会 1960)
浜舘貞吉「塩谷啓山翁讃歌」(『埼玉史談 塩谷啓山追頌号』p12 埼玉郷土会 1960.4)
〈濱館貞吉〉で検索する。
「下野大観」(回答資料)
5 徳富蘇峰との関係を確認するため、自館目録を〈国民新聞 & 徳富蘇峰〉で検索する。
『徳富蘇峰と国民新聞』(有山輝雄著 吉川弘文館 1992)
濱舘貞吉に関する記述はなし。
6 埼玉県人物文献索引データベースを〈ハマダテ〉〈浜館〉〈濱舘〉で検索する。
該当する情報なし。
- 事前調査事項
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弘前出身で、昭和9年ごろには熊谷市に在住していたようである。
熊谷に来る前は、宇都宮で東京日日新聞(現・毎日新聞)の支局長を務めていた。
徳富蘆花の兄徳富蘇峰(国会議員)と親交があったらしい。
弘前市立図書館で一度調査済みで、著作などは確認済みである。
『吉田家五世の事績一斑』(濱館貞吉述 大日本偉人顕彰会 1933)は確認済み。
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 伝記 (280 9版)
- 参考資料
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- 『埼玉人物事典』(埼玉県教育委員会編 埼玉県 1998)
- 《国立国会図書館デジタルコレクション》「下野大観」(浜館貞吉著 下野大観刊行会 1926)(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1020229 国立国会図書館)4-7、224コマ
- 『寒葉斎建部綾足』(浜館貞吉著 浜館貞吉 1929)
- キーワード
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- 徳富蘇峰
- 濱館貞吉
- 熊谷
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000216496