レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2025年07月19日
- 登録日時
- 2025/07/19 15:59
- 更新日時
- 2025/12/26 17:17
- 管理番号
- 4342
- 質問
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解決
1.牽牛花は何か
2.なぜ牽牛花と書くか
- 回答
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1.アサガオ
2.説がいくつかあり
・大事な牛を牽いて行って薬草の朝顔にかえたという故事から
『日本国語大辞典 第5巻 第2版』小学館国語辞典編集部/編集 小学館(2001)
・此出於田舎凡人取之牽牛易薬故以名之
『古事類苑 50 植物部 2 金石部』吉川弘文館(1971)
『二十巻本和名類聚抄[古活字版]』 巻二十
https://www2.ninjal.ac.jp/textdb_dataset/kwrs/ [2025.7.23確認]
・薬の謝礼に牛を牽いて往ったというところから
・丑に牛の字を当てた
『原色和漢薬図鑑 上 保育社の原色図鑑 56』難波 恒雄/著 保育社(1980)
以下はインターネット上での情報として紹介
・当時高価であった種子が手に入ると、牛を牽(ひ)いていき謝礼にしたという説
・七夕伝説に登場する牽牛星から来ているという説
「【2011年9月号】生薬百選 90 牽牛子(ケンゴシ)」養命酒ライフスタイルマガジン
https://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/crude/110826/index.html [2025.7.22確認]
・牵牛花的名称由来有两个说法:一是根据唐慎微《证类本草》记载,有一农夫因为服用牵牛子而治好了痼疾,感激之余牵着自家的水牛,到田间蔓生牵牛花的地方谢恩;另一种说法是因为牵牛花啊的花朵内有星形花纹,花期又与牛郎织女相会的日期相同,故而称之
「植物大百科—牵牛花」
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1773005145861474020&wfr=spider&for=pc [2025.7.23確認]
- 回答プロセス
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1.について
●『広辞苑 第7版』新村 出/編 岩波書店(2018)で「【牽牛花】アサガオの別称。」と確認
●『角川古語大辞典 第1巻』中村 幸彦/編 岡見 正雄/編 坂倉 篤義/編 角川書店(1982)の「あさがほ」の項には「『和名抄』、『本草和名』では「「牽牛子」に、和名「阿佐加保」が当てられている」とあり、また続いて「『山之井』に「あさがほは・・・牽牛花といふにつきて~」とある
●『時代別国語大辞典 室町時代編 2』室町時代語辞典編集委員会/編 三省堂(1989)で「けんぎうくわ」には「【牽牛花】「あさがほ」の異名」とある
●『古事類苑 50 植物部 2 金石部』吉川弘文館(1971)では、牽牛子に『和名抄』と『本草和名』の和名 阿佐加保と『下学集』の牽牛華、『書言字考節用集』の牽牛花が記載されている
●『日本国語大辞典 第5巻 第2版』小学館国語辞典編集部/編集 小学館(2001)の「けんぎゅう」頁には「けんぎゅうか【牽牛花】」、「けんぎゅうし【牽牛子】」」の掲載があり、牽牛花はアサガオの花、牽牛子はアサガオの種子としている
牽牛子をアサガオとするもの、牽牛花をアサガオの花、牽牛子をアサガオの種子と区別しているものがあるため、引き続きの調査は「牽牛花」「牽牛子」で行った。
複数の資料を確認(2.下で挙げている資料)したところ、「牽牛花」はアサガオと表記されているため回答とし、同時に牽牛子表記についても紹介する。
2.について
●『日本国語大辞典 第5巻 第2版』「牽牛花(けんぎゅうか)」の項で回答の文章を確認
●『古事類苑 50 植物部 2 金石部』で『和名抄』、『本草和名』で「此出於田舎凡人取之牽牛易薬故以名之」とあったので『和名類聚抄』にあたるため、データベースを確認。国書データベースは検索に時間を要したため、国立国語研究所の「二十巻本和名類聚抄[古活字版]」データベースに切り替えて検索し、同表記を確認
●調査の中で、牽牛子が薬とされていたことがわかったので『原色和漢薬図鑑 上 保育社の原色図鑑 56』難波 恒雄/著 保育社(1980)を確認。「牽牛子」の項で回答の文章があった。
●インターネットで漢方に関係する公式サイトの回答を確認
●牽牛花が漢名であるため、百度でも検索。"牽牛花_名称由来"で検索すると、回答のページがヒット。翻訳サイトで変換し、回答に加えた
以下の資料では2.の回答となる記載は見当たらなかった。
・『広辞苑 第7版』新村 出/編 岩波書店(2018) 参考図書/813.1/K
・『原色世界植物大図鑑』林 弥栄/監修 古里 和夫/監修 北隆館(1986) 参考図書/470.3/G-R
・『検索入門 野草図鑑 1 つる植物の巻』長田 武正/著 長田 喜美子/写真 保育社(1984) 参考図書/470.3/K-1
・『茶花大事典 下巻 七月〜十二月』塚本 洋太郎/監修 淡交社(2014) 参考図書/791.6/C/2
・『中国語大辞典 下』大東文化大学中国語大辞典編纂室/編 角川書店(1994) 参考図書/823.3/C/2
・『大漢和辞典 巻7 修丁第2版』諸橋 轍次/著 大修館書店(1989) 参考図書/813.2/D-R
・『植物名の由来 第2版』中村 浩/著 東京書籍(1998) 470.3/S
・『大百科事典』平凡社(1935)参考図書/031/D
・『朝顔百科』朝顔百科編集委員会/編 誠文堂新光社(2012)627.4/A
・『変化朝顔図鑑』仁田坂 英二/著 化学同人(2014)627.4/H
・『植物の和名・漢名と伝統文化』寺井 泰明/著 日本評論社(2016)・・・兵庫県立図書館より取り寄せ
- 事前調査事項
- NDC
-
- 言語 (800 8版)
- 薬学 (499 8版)
- 日本語 (031 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査 文献紹介 書誌的事項調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人 社会人
- 登録番号
- 1000371986