レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年05月21日
- 登録日時
- 2024/05/21 14:35
- 更新日時
- 2024/10/11 16:29
- 管理番号
- 奈県図情24-0519
- 質問
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解決
奈良県立図書情報館所蔵の『王陽明詳傳』(高瀬武次郎[著] 廣文堂書店 1915.6)と全く同じ奥付の図書を古本屋で入手したが、装丁や中身の一部が異なる。同一の版でありながら、このような違いはありえるのか。
- 回答
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大正4年出版ということもあり、事実確認が困難になります。そのため、断定はできませんが、おそらく古本屋で購入された方の図書は、装丁が補修される際に、破損の激しいページを除去したり、製本し直した可能性が考えられます。
- 回答プロセス
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図書情報館所蔵本、質問者購入の古本、両書とも奥付は同じ。
背にあるタイトルのフォントや参考図書紹介ページの有無が異なる。
図書館本には参考図書紹介ページがあることや、古本は見返しページの色合いがきれいなことから、図書館所蔵本が出版当初の状態で、古本は途中で補修などが施されたのではないかと推測。
- 事前調査事項
- NDC
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- 写本.刊本.造本 (022)
- 参考資料
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- 『王陽明詳傳』 高瀬武次郎[著] 廣文堂書店 1915.6
- キーワード
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- 王陽明詳傳
- 奥付
- 装丁
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000350375