レファレンス事例詳細

資料1『山口市報』昭和37年10月1日（第364号）p1に「私たちの歌ができた／伝統と将来への夢をこめて山口市の歌」という記事あり。
「山口市の歌」が完成したことの記事であり、簡単な紹介と、歌詞、楽譜が掲載されている。

資料2『山口県近代文学年表』p115に山口市の市歌について解説あり。
昭和25年に山口市役所の新庁舎落成を記念してつくられたが、第18回山口国体を迎えるにあたり、昭和37年に佐藤春夫、信時潔によって完成したのが「山口市の歌」だとある。
同年11月2日夜、県体育館において「山口市民まつり」が開催され、その際に「山口市の歌」が発表されたとのこと。


関連記事が確認できた新聞は以下のとおり。
資料3『防長新聞』
・昭和37年11月4日p4「山口市歌を発表／山口市民まつりと宇部まつり／宇部では市中パレード」
11月2日開催された山口市民まつりに関する記事。

資料4『朝日新聞（山口版）』
・昭和37年9月23日p14「「山口市の歌」できる／情緒味がないの声も」
22日の市議会で、「山口市の歌」が山口中央高音楽部の合唱の録音テープによって披露されたことの記事。11月2日の市民まつりで発表会が開かれるとあり。

資料5『毎日新聞（山口版）』
・昭和37年9月23日p12「山口市歌できる」
市議会で市歌が発表されたことの記事。佐藤春夫の作詞であり、大内氏時代からの歴史の流れを中国古歌などを引用してまとめた格調あるものであると紹介されている。

資料6『毎日新聞（山口版）』
・10月31日p12「2日から山口市民まつり」
以下のような短い記事。
“国体開催と市歌制定を記念する山口市民まつりが、2日午後6時から同市県体育館で開かれる。山口自衛隊の吹奏楽、宇部、山口両市の民謡お国めぐり、うたの花かごなど盛りだくさんのプロ（原文ママ）。”

資料7『読売新聞（山口版）』
・昭和37年9月23日p12「「山口市歌」できる／佐藤春夫氏が作詞」
9月22日の山口市の定例会で「山口市歌」が発表されたことの記事。