レファレンス事例詳細

「ちいちゃい、ちいちゃい」はJoseph Jacobsが編纂、再話したイギリスの昔話" TEENY TINY "を翻訳したおはなしである。
『イギリスとアイルランドの昔話（世界傑作童話シリーズ）』（石井桃子/編・訳　J・D・バトン/画　福音館書店　1981.11）p.1-4に収録され、ストーリーテリングのテキストとして使用されることが多い。

福音館書店から出版されたものには、次の資料があった。
1～3は、同じ訳者、画家だが、2は全頁、絵が異なる。1、3は同じ絵。
1.『母の友』227　（福音館書店　1972.4）
巻末とじ込み豆本「ちっちゃなちっちゃなものがたり」（瀬田貞二/訳　瀬川康男/絵）p.51
初出。「新版　豆本の作り方」として、豆本の作り方の説明が載っている。
　
2.『ちっちゃなちっちゃなものがたり：ジェイコブズのイギリス昔話集より（日本傑作絵本シリーズ）』（ジェイコブズ/再話　瀬田貞二/訳　瀬川康男/絵　福音館書店　1995.11）

3.『ちっちゃなちっちゃなものがたり：ジェイコブズのイギリス昔話集より（日本傑作絵本シリーズ）』（ジェイコブズ/[著]　瀬田貞二/訳　瀬川康男/絵　福音館書店　2017.1）55p　
瀬田貞二生誕100年を記念し、『母の友』227（1972.4）に掲載された作品を初めて絵本化した。

「ちいちゃいちいちゃい」の絵本は、ほかに次の資料があった。
4.『ティーニイタイニイちいちゃいおばちゃん：イギリスのこわ～い昔話』（トミー・デ・パオラ/絵　ジル・ベネット/再話　ゆあさふみえ/訳　偕成社　1988.9）

5.『ちいさいちいさいおばあさん：イギリスの昔話』（ポール・ガルドン/え　はるみこうへい/やく　童話館出版　2001.4）

[事例作成日：2023年2月1日]