レファレンス事例詳細

回答: 次の資料を提供した。

【資料1】もともと祖父が松本市でぶどう栽培を行っていたが豊島理喜治は祖父以上に熱心であり、ぶどう園の視察や研修を経て宗賀村桔梗ヶ原（現塩尻市）でぶどう栽培を開始した旨の記述あり。
【資料2】にも同様の記述あり。「理喜治のぶどうづくりには、最初からぶどう酒にする考えがあったようです。」との記述もあり。
【資料3】「理喜治は、狭い谷合いの傾斜地である里山辺よりも、もっと広い土地に果樹農園を開けば有望だと考えた。」との記述あり。
【資料5】「官有地であった桔梗ヶ原に着目して払い下げを受け、開墾してブドウ園を造成」との記述あり。

回答プロセス: 当館の蔵書検索システムから「豊島理喜治」のキーワードで検索したところ【資料7】がヒットしたが、なぜぶどう栽培を始めたかは載っていなかった。
ワインコーナーと地域資料の書架から関連の在りそうな本をブラウジングし、【資料1】～【資料6】に記述を見つけた。

NDC

参考資料

【資料1】塩尻市誌編纂委員会／編集 , 塩尻市誌編纂委員会 , 塩尻市. 塩尻市誌第3巻. 塩尻市, 1992-00.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I072608125-00　ｐ508-509
【資料2】いぶき彰吾. ワイン物語～桔梗ヶ原にかけた夢～. 塩尻市教育委員会, 2017. p. 14-16
【資料3】林五一の生涯 : 桔梗ケ原物語. 林農園, 1999.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002825620-00　ｐ68-70
【資料4】山本博著 , 山本, 博, 1931-. 長野県のワイン. ワイン王国, 2007. (日本ワインを造る人々 ; 2)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009156693-00　ｐ23-25 , ISBN 9784880731759
【資料5】赤羽篤 [ほか]編 , 赤羽, 篤, 1920-2012. 長野県歴史人物大事典. 郷土出版社, 1989.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002021352-00　ｐ495 , ISBN 4876631263
【資料6】日本園芸会長野県支会編 , 日本園芸会 (1889年). 長野県の園芸. 日本園芸会長野県支会, 1929.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000765692-00　ｐ109-110
【資料7】中日新聞長野支局編 , 中日新聞社. 信州群像 : 一,一〇〇人の横顔. 郷土出版社, 1985.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001786823-00　ｐ119 , ISBN 4876630623