レファレンス事例詳細

以下の資料を紹介し、資料1が借りられた。

資料1『驚異の小器官耳の科学』
　→耳掃除の歴史や、世界の耳掃除の仕方などについての記述あり。

資料2『世界大百科事典　27』
　→「みみかき【耳掻き】」の項目あり。「江戸時代に簪の先に耳かきをつけて特色を出した」「耳のあか取りを商売にしていた」という記述あり。

資料3『カラー版日本装身具史』
資料4『黒髪の文化史』
　→資料2の記述から簪についての本を見たところ、上記の二資料に耳かきつきのものについて記述あり。

資料5『知ってるようで知らない日本の職業』
　→資料2の記述から昔の商売の本などを調べたところ、上記資料に耳の垢取りについて簡単なイラストとともに少しだけ記述あり。

資料6『アレ何？大事典』
資料7『アレの名前大百科』
　→耳かきからの連想で、「梵天(※)」について書いてある本なら耳かきの図も載っているのではと考え調べたところ、上記の二資料で梵天についての記述とともに耳かきの写真とイラストがあった。
　(※梵天は耳かきのさじ部分とは反対側の先につけられるていることがある、主に羽毛などでできたパーツ。)

資料8『モノづくり解体新書 : select 2』
　→耳かき関連で綿棒の作り方についての記述があったので紹介した。

以上のほか、書店サイトe-honで［耳かき］のキーワードで検索したところ、下記のような資料(資料9、10)が見つかった。残念ながら絶版で近隣の公共図書館にも所蔵していないため内容は確認できていないが、目次の記述から今回のレファレンスの参考になると思われる。

資料9『耳かきこしょこしょ』
　以下、書店サイトe-honによる本書の目次
　耳かきに歴史あり
　耳かきと床屋さんの意外な関係
　耳鼻科の先生に聞きました　耳かきＱ＆Ａ
　耳かき作り職人が語る　耳かきにこだわりあり
　耳かきでリラクゼーション　『玉こん』の超快感体験
　日本の九割以上が台湾製！？台湾耳かき工場見学

資料10『耳かきがしたい』
　以下、書店サイトe-honによる本書の目次
　１　いにしえの昔から現代まで、耳かきにも歴史あり
　２　知られざる耳垢の秘密と浮き世を忘れる耳かきのコツ
　３　超一流の耳かき技術は中国から華僑を通じて伝わった
　４　ミミカキストなら一度はかきたい純金製耳かきの心地よさ
　５　ＵＳＪで耳かきが大量に売られている理由
　６　ニューヨーク現地取材「ティファニーで耳かきを」
　７　耳かきをするとよい子に育つ説その発達心理学的解剖