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レファレンス事例詳細

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事例作成日
2019年12月15日
登録日時
2020/03/27 14:18
更新日時
2020/04/10 12:13
提供館
千葉県立西部図書館 (2120003)
管理番号
千県西-2019-0017
質問

解決

江戸時代、川の下流から上流へどのように舟を動かしていたか知りたい。
回答
【資料1】から【資料7】によると、岸から綱で舟を曳いたり(曳舟)、帆を張って航行したりしていたようです。

【資料1】『和船 2』(ものと人間の文化史 石井謙治著 法政大学出版局 1995)
p202-206「三十石船の淀川遡航」
「川船の場合、下りはともかくとして、流れに遡っての上りは大変な重労働だった。これは川船の宿命ともいうべきものだったから、よほどゆるい流れでもない限り、人力による曳き船なしに河川の舟運は成り立たなかった。(中略)河川の分流や合流点があり、そこでは堤が切れて曳き船はできなくなってしまう。いきおい曳き船をしていた水子たちは船に移り、棹をさして遡航しなければならない」
続けて、当時の文書を参考に、淀川における上り船の運航の実態を説明しています。

【資料2】『図説 和船史話』(石井謙治著 至誠堂 1983)
「近世後期の廻船 川船」
p120「航行の方法は(中略)上りは水主が岸にあがって曳船するというものである。しかし順風ともなれば、帆走も行う」

【資料3】『日本交通史辞典』(丸山雍成編 吉川弘文館 2003)
p233「川船」
「上りは一般に陸岸よりの曳船だが、流れのゆるい所では下り同様、棹・魯・帆を適宜使用した。」

【資料4】『交通史』(体系日本史叢書 豊田武編 山川出版社 1976)
p440「航行の方法は(中略)上りは水主が岸に上って曳船するというものである。しかし順風ともなれば帆走も行なう」

【資料5】小林高英[ほか]「江戸期の河川舟運における川舟の運航方法と河岸の立地に関する研究」(『日本物流学会誌』2003年11号)p121-128
https://ci.nii.ac.jp/naid/130004248613
p125「河川の特徴による川舟の運航方法」
「順風のときには舟に帆柱を立てて木綿の帆を張り、風を利用した。逆風の場合は、河川沿岸の土手より長い綱で、川舟を曳いて航行する曳舟が行われた。」

【資料6】小林高英「江戸期における河川舟運の物流システムと都市の変遷に関する研究」(東京商船大学修士学位論文 2003)
https://oacis.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=686&item_no=1&page_id=13&block_id=21
p75「(3)風や人力による運航方法」
【資料5】と同じ内容の記述とともに、「帆を張った川舟」「曳舟により航行する川舟」の絵図が載っています。

【資料7】『日本民俗事典』(大塚民俗学会編 弘文堂 1978)
p176「川船」
「上りには曳舟するか順風を利用して帆走する」
回答プロセス
自館の書架でNDC550(船舶)、682(交通史)、684(内水・運河交通)関係の資料に当たり、【資料1】から【資料4】が見つかりました。

上の資料の内容や書誌情報から、「河川交通」「河川舟運」「河川水運」「和船」「帆船」「川船」「川舟」「曳船」「曳舟」「帆走」等のキーワードを得ました。これらのキーワードをもとにウェブ検索して【資料5】【資料6】が見つかりました。

自館の書架でNDC380(民俗学)関係の辞典類に当たり、【資料7】が見つかりました。
事前調査事項
NDC
  • 交通史.事情 (682 9版)
  • 内陸水運.運河交通 (684 9版)
参考資料
  • 『和船 2』(ものと人間の文化史 石井謙治著 法政大学出版局 1995)(1101393749)
  • 『図説 和船史話』(石井謙治著 至誠堂 1983)(1100614200)
  • 『日本交通史辞典』(丸山雍成編 吉川弘文館 2003)(1101866103)
  • 『交通史』(体系日本史叢書 豊田武編 山川出版社 1976)(1100619879)
  • 小林高英[ほか]「江戸期の河川舟運における川舟の運航方法と河岸の立地に関する研究」(『日本物流学会誌』2003年11号)p121-128
  • 小林高英「江戸期における河川舟運の物流システムと都市の変遷に関する研究」(東京商船大学修士学位論文 2003)
  • 『日本民俗事典』(大塚民俗学会編 弘文堂 1978)(1100010763)
キーワード
  • 内陸水運-歴史
  • 河川運送-歴史
  • 船舶-歴史
照会先
寄与者
備考
調査種別
事実調査
内容種別
質問者区分
社会人
登録番号
1000279632
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000279632 コピーしました。
アクセス数 26142
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