レファレンス事例詳細

１．所蔵資料の確認
　　
　〇『機と秩父』 山口美智子／著 さきたま出版会 2016年
　秩父地方で活躍した秩父織物の織元から職人まで53名の証言録。
　「秩父縞」や「秩父銘仙」のカラー写真が巻頭に掲載されている。巻末の付録には歴史や系譜、品種について記載されている。
　　
　〇『秩父織物変遷史』 埼玉県秩父繊維工業試験場秩父織 埼玉県立浦和図書館 1992年
　江戸時代から昭和までの秩父織物業の成立と推移、発達要因、功労者等について記載されている。
　 　
　〇『秩父織物工業組合史』 浦和埼玉県立浦和図書館 1991年
　秩父織物工業組合の創立や組合員、功労者などについて詳細に記載されている。織機の変遷や組合員等について白黒写真が巻頭に収められている。
　　
２．本館、後日調査による追加資料
　〇『日本大百科全書 15』 小学館 1987年
　　　Ｐ263「秩父銘仙」の項に「埼玉県秩父市付近一帯で生産された銘仙」と記載されている。　
　　
　〇『秩父市誌』 秩父市誌編纂委員会／編 埼玉県秩父市 1962年　
　　　Ｐ869-871「秩父銘仙の状況」の項に記載されている。
　　
　〇『さいたまの特産品』 電通／編集 埼玉県県民部県民文化課 1980年
　　　Ｐ42-43「秩父銘仙」の項に、説明と秩父銘仙のできるまでの工程が記載されている。
　
　〇『埼玉の地場産業』 松井一郎／著 埼玉新聞社 1987年
　　　Ｐ136-147「秩父織物」の項に、「起源と発展過程」「産地の現況」「発展方向と課題」が記載されている。
　
　〇『埼玉の文化財 第五十七号』 埼玉県文化財保護協会／編集 埼玉県文化財保護協会 2017年
　　　Ｐ12-23「日本の伝統工芸品と秩父銘仙」の項の中に秩父銘仙についての説明と、「大正、昭和初期の銘仙生産量」「秩父銘仙の基本技術」「秩父銘仙の原材料について」「他銘仙産地との違い」が記載されている。
　　
　〇『埼玉きもの散歩』 藤井美登利／著 さきたま出版会 2016年
　　　Ｐ109-110「秩父銘仙」の項に説明と「逸見織物」「ちちぶ銘仙館」が記載されている。
　
　〇『埼玉県伝統的手工芸品』 埼玉県産業労働部観光課 さいたま市　埼玉県産業労働部観光課 2012年　
　　「埼玉県の伝統工芸品　27」に「秩父銘仙」の説明と工程が記載されている。