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レファレンス事例詳細

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事例作成日
20111213
登録日時
2012/01/31 02:01
更新日時
2012/02/02 11:53
提供館
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)
管理番号
B2011口頭1213
質問

解決

クロロホルム(Chloroform CHCl3)の表面張力(Surface Tension)を知りたい。
回答
ご照会の事項について、以下のとおり回答します(【 】内は当館請求記号です)。

日化辞Web(http://nikkajiweb.jst.go.jp/nikkaji_web/pages/top.html)で検索すると、クロロホルムの別名として、トリクロロメタン、Trichloromethaneなどがあります。

クロロホルムおよび上記の名称の物質の表面張力について記載している資料(1)-(14)、データベース(15)-(16)がありましたので、ご紹介します。

(1)『化学便覧.基礎編 2』(改訂5版 丸善 2004.2 【PA2-H22】)
「表 8.15 有機化合物の表面張力」(pp.II-93~II-95)では、表面張力の関数式、代入する値、温度の適用範囲を掲載しています。
表面張力の関数式はp.II-95の表外に、"γ=a-bθ" とあります。
クロロホルムはp.II-94に記載しており、aが29.91×10^-3 N/m、bが0.1295×10^-3 N/m K、θ(温度の範囲)は15~75℃とあります。

(2)『物理データ事典』(朝倉書店 2006.7 【MC2-H14】)
pp.130-131に、「表7.12 表面張力(液体)」を掲載しています。
クロロホルムはp.130に記載しており、293.15K、接触する気体が空気の時の表面張力は、27.28×10^-3 N/mとあります。

(3)『新編熱物性ハンドブック』(養賢堂 2008.3 【MC141-J4】)
「B.3 流体(標準流体)(Gases and Liquids at Standard Temperature and Pressure)」(pp.42-49)では、分子量、蒸発熱、密度、粘性率、体膨張率、表面張力などを表にまとめています。
トリクロロメタンはpp.46-47に記載しており、表面張力は27.28 mN/mとあります。

(4)『溶剤ポケットブック』(新版 オーム社 1994.6【PA2-E94】)
「第III編 データ編」(pp.195-819)では、溶剤の物理的性質、化学的性質、溶解度・溶解能、用途、爆発・火災危険性、有害危険性、取扱い・貯蔵・緊急の注意、適用法規などを掲載しています。
クロロホルムはpp.272-274に掲載しており、「表2・16 クロロホルムの物理的性質」(p.272)に、20℃における表面張力は27.14 mM/mとあります。

(5)『表面物性工学ハンドブック』(第2版 丸善 2007.1 【MC141-H85】)
p.541に「表 13.2 各種液体の表面張力および水との界面張力」を掲載しており、20℃におけるクロロホルムの表面張力は、27.14 mN/mとあります。

(6)『実験化学ガイドブック』(丸善 1996.4 【PA2-G13】)
p.715に「表 6・32 物質の表面張力(γ)」を掲載しており、20℃、接触する気体が空気の時のクロロホルムの表面張力は、27.13 dyn/cmとあります。

(7)『常用化学便覧』(誠文堂新光社 1960 【430.36-Z92】)
pp.526-527(270コマ)に、各種物質の表面張力を表にまとめています。20℃、接触気相が空気の時のクロロホルムの表面張力は、27.2とあります。
なお、当該資料は、資料保存のためデジタル化しており、原資料はご利用になれません。「国立国会図書館のデジタル化資料」(http://dl.ndl.go.jp/)でご利用いただくことになります。著作権の処理がまだのため、館内限定公開となっています。

(8)『顔料便覧』(改訂新版 誠文堂新光社 1989.3 【PA2-E16】)
付表 pp.13-14に、「有機化合物の表面張力〔dyne/cm〕」を掲載しています。
クロロホルムはp.13に記載しており、20℃、接触気相が空気の時の表面張力は、27.2 dyne/cmとあります。

(9)『CRC Handbook of Chemistry and Physics』(91st ed. CRC Press 【Z63-C694】)
「Surface Tension of Common Liquid(主な液体の表面張力)」(p.6-181~6-184)では、10,25,50,75,100℃における液体の表面張力を掲載しています。
「Trichloromethane」はp.6-181に掲載しており、25℃は26.67 mN/m、50℃は23.44 mN/m、75℃は20.20 mN/mとあります。

(10)『Lange's handbook of chemistry』(16th ed. McGraw-Hill 2005 【PA2-B22】)
「TABLE 2.30 Viscosity and Surface Tension of Organic Compounds」(pp.2.272-2.286)では、表面張力の関数式、代入する値、温度の適用範囲、粘度を掲載しています。
表面張力の関数式はp.2.272の表外に、"γ=a-bt"とあります。
Chloroformはp.2.274に記載しており、aが29.91 mN/m、bが0.1295 mN/m、t(温度の範囲)は-63.6~61.1℃とあります。

(11)『Kirk-Othmer encyclopedia of chemical technology』(5th ed. Wiley-Interscience c2004-c2007 【PA2-B16】)
Chloroformはv. 6, pp.279-290に掲載しており「Table 1. Physical Properties of Chloroform」(p.280)に、接触気相が空気で、20,60℃における表面張力を記載しています。

(12)『Solvents safety handbook』(Noyes Data Corp. 1986 【PA2-A34】)
溶剤名のアルファベット順に、健康被害、化学反応性、物理化学的性質などを掲載しています。
Chlorofornはpp.148-149に記載しており、p.148に、"12.8 Liquid Surface Tension: 27.1 dynes/cm = 0.0271 M/m at 20℃" とあります。

(13)『International critical tables of numerical data, physics, chemistry and technology』(Published for the National Research Council by McGraw-Hill 1926-1930 【530.83-N277i】)
「Interface, Water - Organic Liquid」(v.4, pp.436-437)では、有機化合物の表面張力(γ)などを表にまとめています。
Chloroformはp.436に記載しており、20℃、接触気体が空気の時の表面張力は27.13とあります。
p.436にγの説明として、"γ Surface tension of organic liquid, cgs." とあります。

(14)『Landolt-Bornstein 第6版』(Springer 1950- 【530.83-L258z6】)
6th II/3, pp.421-430に、各種物質の表面張力(γ)などを表にまとめています。
p.424に、接触気体が空気で、15,20,25,30,40℃におけるTrichlormethan(トリクロロメタン)の表面張力を記載しています。
p.420に、γの説明として、"γ=Oberflächenspannung in dyn/cm" とあります

(15)理科年表プレミアム(当館契約データベース:館内限定)
「2012:物理/化学部:種々の物質の表面張力」に、20℃、接触する気体が空気の時のクロロホルムの表面張力は、27.28 N/m(×10^-3)とあります。

(16)Reaxys(当館契約データベース:館内限定)
「Substances and Properties」から構造式、名称、CAS番号などを入力して検索すると、物性値や利用例などを調べられます。
「Chloroform」の検索結果から「Physical Data」、「Surface Tension」の順にクリックすると、誘電率に関する文献の測定値、温度、書誌事項などが表示されます。

インターネット・データベースの最終アクセス日は、2012年1月4日です。
回答プロセス
事前調査事項
NDC
  • 有機化学 (437)
参考資料
キーワード
  • 表面張力
  • Surface Tension
照会先
寄与者
備考
調査種別
文献紹介
内容種別
質問者区分
登録番号
1000100866
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000100866 コピーしました。
アクセス数 7464
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