レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2025年05月27日
- 登録日時
- 2025/07/07 16:49
- 更新日時
- 2025/08/06 15:49
- 管理番号
- hue0001
- 質問
-
解決
屯田兵の研究資料を探している。各都道府県から北海道へ移住したことに関する史料はないか
- 回答
-
- 北海道屯田俱楽部ホームページ内「屯田資料室」>「兵村マップ」にて、屯田兵としての北海道への移住者が多い都道府県を確認しました。
このうち、今回は石川県と鳥取県から北海道に移住した屯田兵に関する史料について調査しました。
(1)所蔵資料について
1.北海道教育大学附属図書館所蔵資料:
本学OPACにて、詳細検索条件:キーワード「屯田兵」、キャンパス指定「すべて」、資料種別「図書」 で検索
検索結果はこちら
※附属図書館函館館には、山川出版社の“都道府県別”の歴史散歩シリーズの所蔵がありました。
例:『鳥取県の歴史散歩』(所在:函館館1F一般図書 請求記号:291.72/TO74 資料ID:211230102)
<参考>山川出版社HP『鳥取県の歴史散歩』 https://www.yamakawa.co.jp/product/24631
2.札幌市中央図書館所蔵資料:
札幌市の図書館ホームページには、パスファインダー(調べ方ガイド)「屯田兵」がありました。
・中央図書館調べ方ガイド「屯田兵」(令和5年10月更新)
https://www.city.sapporo.jp/toshokan/reference/pathfinder.html
このほか、北海道の開拓に関する図書の所蔵を以下のとおり確認しました。
○『ご先祖様はどちらから 開拓者の足跡を訪ねて 都道府県別北海道移住記録』
舟本秀男/著 財界さっぽろ 2022 ISBN 9784879335319
○『「北加伊道」六〇話』
舟本秀男/著 財界さっぽろ 2017 ISBN 9784879335210
(2)都道府県別の史料について
① 石川県についての史料
当館所蔵資料については以下のとおりです。
○『侍たちの北海道開拓』
榎本守恵/著 北海道新聞社 1993
(所在:札幌館1F一般図書 請求記号:211/EN 資料ID:012010414)
以下について掲載を確認できました。
・見返し「北海道分領管轄図」(金沢藩)
・巻末「諸藩分領沿革表」(北見の枝幸・宗谷・礼文に金沢藩)
いずれも出典は『新北海道史 第3巻 通説2』でした。
『新北海道史 第3巻 通説2』は、当館で所蔵しています。
○『新北海道史 第3巻 通説2』
北海道/編 1969-1981
(所在:札幌館3F一般図書 請求記号:211/S/3 資料ID:011118388)
・「北海道分領管轄図」はp129「北海道分領管轄図」(明治2年末現在)として掲載を確認できました。
・「諸藩分領沿革表」はp130~131「北海道国郡分領支配沿革表(明治2年8月より明治4年8月まで)」
として掲載を確認できました。
○『新撰北海道史 第3巻』
北海道庁/編纂 1936-1937
(所在:札幌館1F一般図書 請求記号:211/Ho/3 資料ID:011050942)
・p.96と97の間「明治2年末使省藩士族寺院管轄図」 道北と利尻に「金沢藩」の記載が確認できました。
○『新撰北海道史 第7巻』
北海道庁/編纂 1936-1937
(所在:札幌館1F一般図書 請求記号:211/Ho/7 資料ID:011026447)
・p.159「来住者府県別戸数表」其三 に石川県の戸数が確認できました。
その他、官公庁刊行物については以下のとおりです。
○『金沢市史 通史編3 近代』
・p.49「石川県人の北海道移住」
図1「本節に登場する金沢市からの主な移住地と石川県人の多い屯田兵村」
表15「明治後期における石川県から北海道への移住傾向」
◆金沢市HP
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/shiseijoho/kanazawashinoshokai/history/3/11774.html
通史編は全3冊。当館所蔵なし。CiNii Booksから国内所蔵機関を確認できます。
◆CiNii Books https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN14272150
○『石川の歴史遺産セミナー講演録 第11回』(2011)収録「石川県の北海道移民と能登」新本欣吾/著
・図2「金沢市からの主な移住地と屯田兵村」
・表1「石川県人の職業別北海道移住者数」(明治25-大正8)
・表2「石川県移住者の移住先(国別)」(明治42-大正8)
・表4「石川・富山県各郡市からの北海道移住動向」(『北海道在住加越能人名録』掲載の人数)より
「明治20年代以降、石川県からは毎年1,000戸以上の人が北海道に入っている」
◆石川県立歴史博物館HP https://www.ishikawa-rekihaku.jp/about/seminor.html
送料分の切手と宛先住所を送付しましたら、ゆうメールで発送いただけるとのことです。
② 鳥取県についての史料
石川県と同様、『新北海道史 第3巻 通説2』にて、後志の島牧に「鳥取藩」の記載が確認できました。
その他、官公庁刊行物等についてご案内します。
○『新鳥取県史を活用したデジタル郷土学習教材』
・第4部 近代・現代>第10章 近代国家の成立>2. 明治維新と文明開化>
(3)殖産興業と地租改正>鳥取県人の北海道開拓移住
鳥取県HPにてデジタル郷土学習教材PDFが閲覧できます。
◆鳥取県HP https://www.pref.tottori.lg.jp/298337.htm
○『新鳥取県史 近代5 行政2・社会・宗教』
・第二章 移住からみた鳥取の近代/第二節 北海道移住と屯田兵
鳥取県HPにて目次PDFが閲覧できます。頒価等も確認できます。
https://www.pref.tottori.lg.jp/273890.htm
CiNii Booksから国内所蔵機関を確認できます。
◆CiNii Books https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB03112409 (https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB00283970)
※こちらは論文です。
○伊藤康「[鳥取]県人の北海道移住--分領支配・「規則」・農場」
(『鳥取県立公文書館研究紀要』/ 鳥取県立公文書館 編 (4), 57-75,図巻頭1枚, 2008)
鳥取県HPにて本文PDFが閲覧できます。
◆鳥取県HP https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=80856
そのほか、国立国会図書館デジタルコレクションにてインターネット公開資料として閲覧できます。
◆国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/10319430/1/1
<参考資料・文献>
・北海道屯田俱楽部
https://www.tonden.org/data.html
・レファレンス協同データベース
https://crd.ndl.go.jp/reference/
※インターネット情報の最終アクセス日はすべて令和7年7月7日
- 北海道屯田俱楽部ホームページ内「屯田資料室」>「兵村マップ」にて、屯田兵としての北海道への移住者が多い都道府県を確認しました。
- 回答プロセス
-
(序)
北海道屯田俱楽部ホームページ内「屯田資料室」>「兵村マップ」にて、屯田兵としての北海道への移住者が多い都道府県を確認しました。
※北海道屯田倶楽部-屯田資料室-兵村マップ
https://tonden.org/data.html
このうち、今回は石川県と鳥取県から北海道に移住した屯田兵に関する史料について調査しました。
(1)
・当館所蔵資料について
本学OPACにて、詳細検索条件:キーワード「屯田兵」、キャンパス指定「すべて」、資料種別「図書」 で検索
そのほか、各都道府県の歴史に関する図書が函館館に所蔵あることを確認したため、出版社ホームページで内容を確認のうえ回答した。
・札幌市中央図書館所蔵資料について
札幌市図書館ホームページ内のパスファインダー紹介ページを確認したところ、「屯田兵」のパスファインダーを確認できたため、紹介した。
このほか、北海道の開拓に関する図書を札幌市図書館OPACで検索。図書の一部を紹介した。
(2)都道府県別の史料について
・各都道府県ホームページ、主要博物館のホームページ等を参照し、資料を案内した。
<参考資料・文献>
・北海道屯田俱楽部
https://www.tonden.org/data.html
・レファレンス協同データベース
https://crd.ndl.go.jp/reference/
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
-
- 屯田兵
- 都道府県
- 史料
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査 所蔵機関調査 利用案内
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000371474