レファレンス事例詳細

Googleに「ポーン　公共施設　音」といれてでてきたサイトのなかに

経済産業省の「「公共施設における誘導用音サイン」に関する国際規格が発行されました」というサイトがあり
https://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun/AD/sign.html（2022.08.28確認）

「音サイン」とわかる。で「音サイン」でネット検索すると


音サインの現状　日本視覚障害者連合　のサイト　http://nichimou.org/impaired-vision/barrier-free/sound-sign/　（2022.08.28確認）
に　
駅の改札口などで聞こえるピンポーンと鳴る誘導チャイム
階段の入り口で鳴く小鳥の声
音響式信号機でカッコー・ピヨピヨと鳴く音
ピッと鳴る家電製品の開始・制止音

と例示され、問題点なども掲載されている。


神戸市の地下鉄海岸線のサイトに音サインシステムが詳しく絵と動画で載っている。
https://www.city.kobe.lg.jp/a65755/kurashi/otosign.html　（2022.08.28）


以上のサイトも提示しつつ、小学生が質問者なので、視覚障害者支援のユニバーサルデザインやバリアフリー関連のわかりやすい書籍をさがす。
『心のバリアフリーを学ぶ　１身近な場所』では音響信号機や音声案内を受けるシグナルエイドについて記載があります。28-29ｐ
『心のバリアフリーを学ぶ２　おでかけ編』では駅構内の音声案内板やアナウンスについて記載されています。
『目の不自由な人をよく知る本』では音きょう式装置付き信号機、触知案内図、わざと音を流す電気自動車などが記載されています　74-75ｐ
『ユニバーサルデザインとバリアフリーの図鑑』には駅の展示と音声で案内する触知案内図、音声音響案内が写真付きで解説されています。132-133ｐ

小学生には少し難しいですが
『サイン音の科学』にはサイン音の役割と実態、公共空間のサイン音、サイン音のユニバーサル・デザイン、音楽的表現を用いたサイン音（鉄道駅で用いられる発車メロディ）などが解説されています。

『音のチカラ』には「メッセージを伝えるサイン音のあり方を探る」の章でサイン音の求められる特性が載っています。

『バリアフリーと音』には「誘導鈴」「盲導鈴」「（視覚障害者）誘導用チャイム」として建物の入口や重要な場所の目印として利用してもらうために設けられた音。駅などの公共施設、役所、盲学校、福祉施設などの入口や周辺に多く設置されています。（略）重要なのは音が鳴る間隔、と記載されています。