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レファレンス事例詳細

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事例作成日
2016/3/8
登録日時
2016/04/21 00:30
更新日時
2016/04/21 17:18
提供館
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)
管理番号
B160228131450
質問

解決

音叉で純音が発生する原理について解説した資料があれば紹介してください。
回答
当館所蔵資料を調査したところ、音叉で純音が発生する原理を解説した資料(1)-(6)が見つかりましたのでご紹介します。(【 】内は当館請求記号です。)

(1)
物理学辞典編集委員会 編. 物理学辞典. 3訂版. 培風館, 2005.9 【MC2-H7】

p.282に「音叉」の項があり、「音叉は多数の固有振動をもっているので,振動の与えかたによって発生する音の部分音の構成が変化する.まっすぐな棒の横振動に比べて,上音の周波数が基本音からはるかに離れているために,振動を与えてから非常に短い時間で,基本振動が大部分を占めるようになり,純音に近い音を出すことができる.」とあります。

(2)
日本音響学会 編. 音響用語辞典. 新版. コロナ社, 2003.7 【M2-H22】

p.53に「音叉」の項があり、「音叉は2本の棒が下端で固定されたものとみなせる。その振動の第1次モードでは先端が腹になり,第2次モードでは棒の中央部分が腹になり,第N次モードでは腹がN個できる。固有モード振動数は第1次モードを基準にして,1:6.27:17.55:34.39:・・・で与えられる。高周波数の音ほど減衰時間が短いため,第1次モード振動からの音だけ(純音)が長く安定に聴こえる。」とあります。

(3)
日本大百科全書. 4. 2版. 小学館, 1994.1 【UR1-G71】

p.493に「音叉」の項があり、「まっすぐな棒の横振動の場合、基音と次の上音の振動数の比は1:2.76であるが、音叉では1:6.25と大きく離れている。一般に振動数が高いほど減衰が急激に大きくなるので、音叉の場合、上音はすぐに消えてしまい、基音のみ、すなわち純音の発生に適している。」とあります。

(4)
日本音響学会 編. 音響用語辞典. コロナ社, 1988.4 【M2-E13】

資料(2)の旧版です。p.71に「音叉」の項があり、「U字形にしたことで上音の周波数が高く,最も低い上音でも基音の6.6倍あり,安定な純音を容易に発生できる.U字の底を支持すると音のエネルギーの損失が少なく,純音の発生時間が長い.」とあります。

(5)
岩波書店辞典編集部 編. 科学の事典. 第3版. 岩波書店, 1985.3 【M2-245】

p.97の「膜・棒の振動と打楽器」に、「音叉の音を分析してみると,基本音の振動数1に対して,第1上音は6.27の振動数をもっている.しかし基本音がわりあいに強く,しかも上音は早くおとろえてしまうので,音叉の音は純音に近く,やわらかい.」とあります。

(6)
池本義夫 編. 物理実験事典. 3訂増補. 講談社, 1973 【MC2-9】

「第2章 音 1.発音体」の「①おんさ」(pp.228-229)に、「おんさの振動では,一般に倍音が生じにくい。また倍音ができても抵抗ですぐ消滅しやすく,原振動だけを取り出すことができる。」(p.228)とあります。


[その他の調査済み資料及びデータベース]

・川村康文, 東京理科大学川村研究室 著. 理論がわかる光と音と波の手づくり実験. オーム社, 2013.3 【MC91-L1】
・Valerie Illingworth [編] ; 清水忠雄, 清水文子 監訳. ペンギン物理学辞典. 朝倉書店, 2012.6 【MC2-J15】
・岩宮眞一郎 著. 図解入門よくわかる最新音響の基本と応用 : 音の科学、技術、芸術を基礎から学ぶ : 「音」の世界を包括的に解説. 秀和システム, 2011.3 【MC81-J6】
・長尾泰, 川俣隆 著. 楽器の事典. ナツメ社, 2009.8 【KD257-J7】
・音の百科事典編集委員会 編. 音の百科事典. 丸善, 2006.1 【MC2-H11】
・中村健太郎 著. 図解雑学音のしくみ. 第2版. ナツメ社, 2005.6 【MC81-H11】
・The Science Museum, London, The National Museum of American History, Smithsonian Institution [著] ; 橋本毅彦, 梶雅範, 廣野喜幸 監訳. 科学大博物館 : 装置・器具の歴史事典. 朝倉書店, 2005.3 【M2-H71】
・黒沢隆朝 著. 図解世界楽器大事典. 普及版. 雄山閣, 2005.2 【KD2-H32】
・国際科学振興財団 編. 科学大辞典. 第2版. 丸善, 2005.2 【M2-H89】
・戸井武司 著. トコトンやさしい音の本. 日刊工業新聞社, 2004.9 【MC81-H7】
・吉川茂, 藤田肇 著. 基礎音響学 : 振動・波動・音波. 講談社, 2002.2 【MC81-G13】
・中村健太郎 著. 図解雑学音のしくみ. ナツメ社, 1999.10 【MC81-G11】
・物理学大辞典編集委員会 編. Maruzen物理学大辞典. 第2版. 丸善, 1999.3 【MC2-G13】
・長倉三郎 [ほか]編. 岩波理化学辞典. 第5版. 岩波書店, 1998.2 【M2-G55】
・H. J. Gray, A. Isaacs [編] ; 清水忠雄, 清水文子 監訳. ロングマン物理学辞典. 原書3版. 朝倉書店, 1998.2 【MC2-G7】
・唐澤誠 著. 音の科学ふしぎ事典. 日本実業出版社, 1997.8 【MC81-G7】
・鈴木智恵子 著. 音 : 身近な現象の科学. 海游舎, 1996.11 【MC81-G4】
・東京理科大学理工学辞典編集委員会 編. 理工学辞典. 日刊工業新聞社, 1996.3 【M2-G16】
・黒沢隆朝 著. 図解世界楽器大事典. 雄山閣出版, 1994.12 【KD2-E52】
・Robert M.Besançon [編] ; 池田光男 [ほか]監訳. 物理学大百科. 朝倉書店, 1989.11 【MC2-E8】
・難波精一郎 編. 音の科学. 朝倉書店, 1989.1 【MC81-E1】
・Thomas D. Rossing (ed.). Springer handbook of acoustics. 2nd edition. Springer, [2014] 【MC81-B16】

・NDL-OPAC (https://ndlopac.ndl.go.jp/)
・国立国会図書館サーチ (http://iss.ndl.go.jp/)
・国立国会図書館デジタルコレクション (http://dl.ndl.go.jp/)
・ジャパンナレッジLib [当館契約データベース]
・CiNii Articles (http://ci.nii.ac.jp/)
・CiNii Books (http://ci.nii.ac.jp/books/)
・J-GLOBAL (http://jglobal.jst.go.jp/)
・J-STAGE (http://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja)

インターネット及びデータベースの最終アクセス日は2016年3月3日です。
回答プロセス
事前調査事項
NDC
  • 振動学.音響学 (424 9版)
参考資料
キーワード
  • 音叉
  • 純音
照会先
寄与者
備考
調査種別
内容種別
質問者区分
登録番号
1000191415
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000191415 コピーしました。
アクセス数 13413
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