・インターネットで“世界の税制 比較”で検索すると、「税の国際比較(税の学習コーナー)」という国税庁のホームページがヒットした。
https://www.nta.go.jp/taxes/kids/hatten/page13.htm(2019.2.11最終確認)
その関連リンク先から財務省ホームページへ行くと、国際比較のページを見つけた。
トップページ > 税制 > わが国の税制の概要 > 国際比較
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/itn_comparison/index.htm(2019.2.11最終確認)
・わが国税制・財政の現状全般に関する資料
・所得税など(個人所得課税)に関する資料
・法人税など(法人課税)に関する資料
・消費税など(消費課税)に関する資料
・相続税・贈与税など(資産課税)に関する資料
・地球温暖化対策のための税に関する資料
これらの資料に、指定の5カ国が揃っていないデータもあるが、表やグラフがある。
・冊子体で探す
△R350.9『世界統計白書』2015-2016年版 木本書店・編集部/編集 木本書店 2015
p.83-90 国民負担の内訳等の表・グラフ掲載あり。データは2015年現在のもの。
出典が財務省なので、財務省のホームページ掲載分の方がデータが新しい。
△R350.9『世界国勢図会2017/18』矢野恒太記念会/編集 矢野恒太記念会 2017
p.356~ 一般政府歳出、一般政府の歳入構成、等あり。ただし、データは2014年が最新。
△342『世界の財政制度[改訂]』浅見敏彦/編 金融財政事情研究会 1986
日本、アメリカ、イギリス、西ドイツ、フランス、カナダの財政制度や、過去5年分ほどの予算、財政概況が載っている。
データは1986年のもの。
△319.1『日本・スウェーデン交流50年』岡澤憲芙/監修 日瑞150年委員会/編 彩流社 2018
p.222~「三.スウェーデンの税収構造と税制改革」
p.223 国家の税収の主な柱は、所得に対する課税、消費に関する課税、資産・財産に関する課税、の三つである。
二〇一六年のスウェーデンの税収の内訳は、総税収の三〇%強が個人の所得からの税収、
一〇%未満が法人の所得からの税収、二〇%程度が一般財の消費に関する付加価値税(消費税)、
資産・財産に関する税が三%程度、社会保障に関する税収が約二五%であった。(中略)
スウェーデンの税収構造で特徴的な点は、他のOECD諸国と比較して、
(i)個人所得からの税収割合が大きいこと、(ii)法人所得からの税収割合が小さいこと、
(iii)付加価値税(消費税)からの税収規模はOECDの平均を少し上回る程度であること、
(iv)資産・財産税の税収割合は小さいこと、である。
p.369 表2 国民負担と使途の国際比較(2003対 GDP比)
アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン