レファレンス事例詳細

回答: 以下の所蔵資料、オンライン公開資料を紹介、利用方法について案内をおこないました。

●所蔵資料
（1）『尼崎商工名鑑 1948』（尼崎商工会議所） p.62
●オンライン公開資料
（2）『日本ソーダ工業史続』（日本ソーダ工業会 1952） p.122 　国立国会図書館デジタルコレクション送信サービス資料
（3）『官報 1944年01月18日号』 p.277　国立国会図書館デジタルコレクションインターネット公開資料
地図については、当時の地図に会社名の表記があるものは見つからず、現在の住所位置をGoogle Mapの画面で提示しました。

回答プロセス: 1. キーワード「由良化学×尼崎」で国立国会図書館デジタルコレクションを検索。（3）にて住所が判明する。

2. （2）にて、会社名の変遷がわかる沿革の記述あり。東洋人造肥料株式会社として大正末期より工場があり、昭和13年に東洋化学工業と改称、17年に由良化学工業と改称、20年8月に工場戦焼、22年に共和電化工業と改称、とのこと。したがって「由良化学」の名前は昭和17(1942)年～22（1947）年の間のみということがわかった。

3. 所蔵資料（1）に会社名・住所などの記述あり。

4. あらためて当市公式ウェブサイトにて公開されているオープンデータ地図の該当年代分を確認していくが、上記該当年代の地図に会社名の記載を見つけることができなかった。
該当住所による現在の位置はGoogleMap、住宅地図などで確認できる。

以上、所蔵資料、オンライン公開資料を紹介、利用方法について案内をおこないました。

NDC

参考資料

喜多貞治，板倉繁三郎. 尼崎商工名鑑 1948. 尼崎商工会議所, 1948. (自館請求記号 E/67/9-23, 自館資料番号 130312505)
日本ソーダ工業会編. 日本ソーダ工業史続　. 日本ソーダ工業会, 1952.
https://dl.ndl.go.jp/pid/2423633/1/91?keyword=%E5%B0%BC%E5%B4%8E%E3%80%80%E7%94%B1%E8%89%AF%E5%8C%96%E5%AD%A6%E3%80%80%E5%9C%B0%E5%9B%B3 (サイトへの最終アクセス日：2025年5月30日（国立国会図書館デジタルコレクション送信サービス資料）)
大蔵省印刷局 [編]. 官報 1944年01月18日. 日本マイクロ写真, 1944.
https://dl.ndl.go.jp/pid/2961605/1/3?keyword=%E5%B0%BC%E5%B4%8E%E3%80%80%E7%94%B1%E8%89%AF%E5%8C%96%E5%AD%A6 (サイトへの最終アクセス日：2025年5月30日（国立国会図書館デジタルコレクションインターネット公開資料）)

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