レファレンス事例詳細

1.自館OPACにて「高村光雲」でキーワード検索。ヒットした中には作品集はなかった。
2.1でヒットした中の『高村光雲 木彫七十年』より、彫刻家であったこと、代表作名が分かる。
3.美術全集や図録をあたってみる。『朝日百科日本の国宝11』「老猿」、『東京芸術大学蔵品図録 彫刻』「観世音菩薩」「聖徳太子」、『原色日本の美術28 近代の建築・彫刻・工芸』「老猿」などが載っていた。
4.書架で『近代日本彫刻集成』を確認。目次より、「西郷隆盛像」「山霊訶護」などほかにもいくつか載っていることが分かる。（自館には1、3巻のみの所蔵）
5.NDLサーチにて、「高村光雲」で検索。『高村光雲とその時代展』、『日本彫刻の近代』、『木彫高村光雲』などにも作品が載っていそう。
どれも所蔵なしのため現物貸借する。『日本彫刻の近代』にはカラーで8作品、『高村光雲とその時代展』は図録なのでカラーでたくさんの作品や下絵なども掲載されていた。『木彫高村光雲』もカラーで80作品以上載っていた。これらを紹介。