レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2023/12/15 10:03
- 更新日時
- 2024/01/17 15:19
- 管理番号
- 北九2023八幡19一般
- 質問
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解決
どうして「実験材料」のことを「モルモット」と言うのですか。
- 回答
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動物でいうモルモットとはテンジクネズミのことを指します。モルモットは繁殖のしやすさや飼育が容易であること、体内でビタミンCを作れないという人間との共通点があることから、古くから医学や生物学の実験用に多用されてきました。それが現在では実験動物の代名詞のようになっており「実験台にされる人」を“モルモット”と比喩的に表現するようになりました。
ちなみにモルモットの原産地アンデス地方(南アメリカ)では、モルモットは人間のあらゆる病気を治すことができると信じられています。その治療法としては、モルモットを患部にこすりつけたり薬として食べてしまうということもあるようです。
- 回答プロセス
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まずは「モルモット」という言葉について調べるために以下の資料を確認した所、回答の記載がありました。
『広辞苑』 第7版 p2928
『世界大百科事典 28』 p296
『岩波国語辞典』第7版 p1490
その他、動物についての資料も確認した所、関連する内容が載っていました。
『世界のおとぼけいきもの図鑑』 p34~35
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本語 (031)
- 動物学 (480)
- 辞典 (813)
- 参考資料
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- 『広辞苑 第7版』 新村 出/編 岩波書店 2018.4 , ISBN 978-4-00-080131-7 (当館請求記号R813.1/シ,当館資料番号0312893217)
- 『世界大百科事典28』 平凡社 2007.9 (当館請求記号R031/セ/28,当館資料番号0312451925)
- 『岩波国語辞典』 第7版 西尾 実/編,岩淵 悦太郎/編,水谷 静夫/編 2009.11 , ISBN 978-4-00-080046-4 (当館請求記号813.1/ニ/,当館資料番号0312357577)
- 『世界のおとぼけいきもの図鑑』 フィリップ・バンティング/著,古田 治/訳,金子 豊二/監修 恒星社厚生閣 2022.1 , ISBN 978-4-7699-1674-1 (請求記号480/バ,資料番号0520549692)
- キーワード
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- モルモット
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000343461