レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年07月31日
- 登録日時
- 2023/06/25 14:24
- 更新日時
- 2023/10/19 15:20
- 管理番号
- 埼熊-2023-021
- 質問
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解決
埼玉県北足立郡尾間木村出身の齋藤阿具という人物が紳士録にどのように書かれているかを知りたい。
また、紳士録以外の資料も調査してほしい。
- 回答
-
以下の資料と情報を提供した。
1 紳士録の記述について
《国立国会図書館デジタルコレクション》『日本紳士録 26版』(交詢社編 交詢社 1921)(https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1703872 国立国会図書館)323コマ目 国立国会図書館/インターネット公開
さの部p45「齋藤阿具」あり。
《国立国会図書館デジタルコレクション》『日本紳士録 35版』(交詢社編 交詢社 1931) (https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1145751 国立国会図書館)207コマ目 国立国会図書館/インターネット公開
p344「齋藤阿具」あり。
2 紳士録以外の資料について
『埼玉人物評論』(埼玉評論社編 埼玉評論社 1936)
p41-42「齋藤阿具」あり。
p41「(前略)兄齋藤忠三氏を仰ぎ年長じて氏は明治26年東京帝国大学文科卒業である。(後略)」とあり。
『埼玉県人名選』(埼玉県人会編 埼玉県人会 1938)
p66「齋藤阿具」あり。「齋藤忠三の弟として生る」とあり。
『埼玉人物事典』(埼玉県 1988)
p359「斎藤阿具」あり。
高田知和著「近代日本における学生寮という空間」(『渋沢研究 第18号』p3-28 渋沢史料館 1990)
p8誘掖会寄宿舎に暮らす学生たちの生活に関する記述の中に「特に浪人生と受験生を収容していた中年寮では、一高教授で寄宿舎監督を務めていた齋藤阿具らがしばしばやってきて受験指導の講和を行った。」とあり。
- 回答プロセス
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1 参考図書を確認する。
『埼玉人物事典』(埼玉県 1988)
p359「斎藤阿具」に、「(前略)大正10年(1921)「十八世紀に亙れる日蘭通商及び外国交渉史」の論文で文学博士の学位を取得。」とあり。
2 《埼玉関係データベース》(https://www.lib.pref.saitama.jp/local/opac/search-detail.do?lang=ja 埼玉県立図書館)を〈齋藤阿具〉で検索する。
3 《国立国会図書館レファレンス協同データベース》(http://crd.ndl.go.jp/reference/ 国立国会図書館)を〈齋藤阿具〉で検索する。
4 1の情報より、《国立国会図書館デジタルコレクション》で大正10年(1921)以降の紳士録を確認する。
5 《Google ブックス》(http://books.google.co.jp/ Google)を〈齋藤阿具〉で検索する。
〈その他調査済み資料〉
『埼玉県人物誌 上・中・下』(埼玉県立文化会館 1963-1965)
『埼玉県名士録』(明治写真協会 1914)
『埼玉県名士鑑』(埼玉県名士鑑編纂会 1920)
『埼玉史料辞典』(埼玉新聞社編 埼玉新聞社 1968)
『埼玉大百科事典 2』(埼玉新聞社 1974)
『日本史研究者辞典』(日本歴史学会編 吉川弘文館 1999)
『日本史研究者辞典』(平凡社 1986)
『近代日本社会運動史人物大事典 3 す-は』(近代日本社会運動史人物大事典編集委員会編 日外アソシエーツ 1997)
『人物レファレンス事典 明治・大正・昭和(戦前)編 あ-し』(日外アソシエーツ編集部編 日外アソシエーツ 2000)
『人物レファレンス事典 明治・大正・昭和〈戦前〉編3〈2010-2018〉あ-す』(日外アソシエーツ株式会社編集 日外アソシエーツ 2019)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2017年7月31日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (281 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 『埼玉人物評論』(埼玉評論社編 埼玉評論社 1936)
- 『埼玉県人名選』(埼玉県人会編 埼玉県人会 1938)
- 『埼玉人物事典』(埼玉県 1988)
- 『渋沢研究 第18号』(渋沢史料館 2006.1)
- キーワード
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- 齋藤 阿具(サイトウ アグ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000334933