レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年05月28日
- 登録日時
- 2017/08/11 11:14
- 更新日時
- 2017/12/27 12:08
- 管理番号
- 埼熊-2017-041
- 質問
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解決
アステカ神殿の「アステカ」は何語でどういう意味か知りたい。
- 回答
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以下の資料に、「アステカ」は伝説上の起源の地「アストラン」の人を意味し、アステカ文明をになった言語はナワトリ語であるとあった。
『世界大百科事典 1 改訂版』(平凡社 2007)
p249「アステカ文化」の項に「アステカAztecaとは彼らの伝説上の起源の地<アストランAztlan>の人を意味する。」とあり。
『古代マヤ・アステカ不可思議大全』(芝崎みゆき著 草思社 2010)
p203「アステカ人は湖に浮かぶアストラン(「鷺の地」の意味)と呼ばれる島に住んでいた。」とあり。
p204 「アステカの名の由来は、この伝説の地アストランからきている。」、「アステカは「アストランの人」の意味」とあり。
『図説マヤ・アステカ神話宗教事典』(メアリ・ミラー、カール・タウベ編著 東洋書林 2000)
p55「アストラン Aztlan」の項に「「純白の地」あるいは「鷺(さぎ)の地」を意味するアストランは、メシカ人(アステカ人)の神話上の出発の地である。(中略)「アステカ」という言葉は「アストランの人々」を意味する(後略)」
『図説 アステカ文明』(リチャード・F・タウンゼント著 創元社 2004)
p76 「その地の名は「鶴の場所」を意味するアストランといい、「アステカ」という古風な名称はこれに由来する。」とあり。
『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 4 ソコ-ネン』(フランク・B.ギブニ- ティビ-エス・ブリタニカ 1984)
p957「ナワトル語」の項に「アステカ文明をになった言語で、16世紀からの文献がある。」とあり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈アステカ〉で検索する
『図説 アステカ文明』(回答資料)
『古代マヤ・アステカ不可思議大全』(回答資料)
2 参考図書を確認する
『世界大百科事典 1 改訂版』(回答資料)
『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 4 ソコ-ネン』(フランク・B.ギブニ- ティビ-エス・ブリタニカ 1984)
3 《リサーチ・ナビ》(http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/ 国会図書館)を〈アステカ〉で検索する
『図説マヤ・アステカ神話宗教事典』(回答資料)
- 事前調査事項
- NDC
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- アメリカの諸言語 (895 9版)
- 参考資料
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- 『世界大百科事典 1 改訂版』(平凡社 2007)
- 『古代マヤ・アステカ不可思議大全』(芝崎みゆき著 草思社 2010) , ISBN 978-4-7942-1762-2
- 『図説マヤ・アステカ神話宗教事典』(メアリ・ミラー、カール・タウベ編著 東洋書林 2000) , ISBN 4-88721-421-9
- 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 4 ソコ-ネン』(フランク・B.ギブニ- ティビ-エス・ブリタニカ 1984)
- 『図説 アステカ文明』(リチャード・F・タウンゼント著 創元社 2004) , ISBN 4-422-20227-8
- キーワード
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- アステカ文明
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000220227