レファレンス事例詳細

以下の資料及び情報を紹介した。

1　インターネット情報
《「健康食品」の安全性・有効性情報》（https://hfnet.nibiohn.go.jp/　国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所）
　「素材情報データベース」に「フコイダン」の項あり。「概要」に「フコイダンとは、コンブ、ワカメ、モズク、メカブなどの褐藻類の「ぬめり」部分に含まれる細胞間粘質多糖をさす。」、「有効性」に「俗に、「免疫力を高める」「がんを予防する」「抗ウイルス、抗菌作用がある」などと言われているが、人においては信頼できる十分な情報が見当たらない。」とあり。

2　データベース
大崎百紀著「免疫力を高める健康習慣　専門家５人が伝授する、ＮＫ細胞を鍛える方法」（『週刊朝日　2018年12月21日号　No.5549』朝日新聞出版　2018.12）
　医学博士の服部幸應氏による解説中に、免疫力を高めるビタミンがメカブに含まれるとの記述あり。

3　図書
『海藻利用の科学　新訂増補版』（山田信夫著　成山堂書店　2013）
　p181-187「メカブフコイダンの機能性」の項に記述あり。
『海藻の栄養学　若さと健康の素』（大房剛著　成山堂書店　2007）
　p70-73「フコイダン」の項に記述あり。
『海藻フコイダンの科学』（山田信夫著　成山堂書店　2006）
　p89-90メカブの抗乳がん作用について記述あり。
『海藻を食べる健康法』（西沢一俊著　朝日出版社　1993）
　巻頭「ひと目でわかる海藻の成分と効用」に、コレステロールの低下や高血圧などに効用がある海藻としてメカブの記述あり。
『海藻と成人病予防』（西沢一俊著　研成社　1993）
　p41-42「フコステロールによる血圧調節」に、ワカメのメカブに含まれる「フコステロール」の働きについて記述あり。