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参考図書や歴史関係雑誌のほか、《Google》《GoogleBooks》（http://books.google.co.jp/　Google　2014/03/30最終確認）を検索した。

なお、以下の資料には、風魔一族が神奈川県小田原市風祭の近くにある、「風間谷」もしくは「風間村」に住んでいたとの記述があるが、「風間村」がどこにあるかは分からなかった。

「戦国忍者は歴史をどう動かしたのか？」（清水昇著　ベストセラーズ　2009　県内公共図書館所蔵）
　p120-125「風魔一党の残虐な戦術」
　「小田原北条氏五代に仕えた忍者を風魔一党という。一党は相模（神奈川県）足柄下郡風祭（小田原市）に近いところに「風間(ｶｻﾞﾏ)」という山間の村があり、その谷に住んでいた。歴代の頭目は“小太郎”を称し、鬼のような残虐さから、通称を風魔小太郎といった。出自は不明だが、一説には大陸から移住してきた騎馬集団ともいう。」とあり。
　
「決定版「忍者」のすべて」（『歴史読本　1991年12月臨時増刊』KADOKAWA　1991）
　p156-157「風魔小太郎」
　「やがて彼等は、小田原の西方、箱根道を扼(ヤク)す、神奈川県足柄郡下郡風祭に近い、風間(カザマ)谷（風間(カサマ)村）に住みつき、地名をそのまま、風間一族とよばれた。」

山岡哲也著「忍者が描く闇の戦国誌　相模北条忍者篇」（『歴史読本　第49巻第8号』p70-75　新人物往来社　2004）
　「北条忍者とは、北条早雲に始まる後北条家に仕えた忍者の一群である。相模国足柄下郡風祭(カザマツリ)に近い風間谷(カザマダニ)に居住したため、風魔(フウマ)忍者ともいわれる。」


〈その他調査済み資料（記述のなかったもの）〉
『北条五代記　日本合戦騒動叢書 13』（矢代和夫著　大津雄一著　勉誠出版　1999）
『小田原市史　通史編　原始・古代・中世』（小田原市　1998）