レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年08月24日
- 登録日時
- 2005/08/24 16:18
- 更新日時
- 2012/03/03 12:37
- 管理番号
- 20050824-001
- 質問
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解決
小泉次大夫が家康に改姓を命じられていたはずだが、元の姓は「宇田川」?また、川崎市宮前区にある白幡神社の神主も小泉家のはずだが、兄弟で京からうつってきて神主になった、と何かの資料で読んだ。血縁関係はあるかどうか。
- 回答
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小泉次大夫元の姓は「植松」。白幡神社の宮司の名前も小泉だが、血縁関係はみあたらない。
- 回答プロセス
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小泉次大夫の改姓と小泉家の家系、そして白幡神社の神主の家系と「京からうつって来て・・・」という記述について数々の資料をあたりました。結論は以下のとおり。①江戸時代の小泉次大夫の改姓前の姓は「植松」-川崎市史資料編2近世P75②小泉次大夫の家系は4代目で流罪となりお家断絶-川崎市史資料編2近世P78-85、川崎市史通史編2近世P39-42③鎌倉時代に京から逃げてきた兄弟が白幡八幡にたどりつき神主になった、という伝承はいくつかの資料でみつかった。また神主の姓は小泉-民俗かわさき物語P23④新編武蔵国風土記に神主の家系が記述あり、そこに、宇田川家からの養子が跡を継いでいる記述あり-新編武蔵風土記稿3巻P162、川崎市史別編民俗P539⑤しかし、小泉次大夫と白幡八幡神社の小泉家・宇多川家のつながりはみられない
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (2 9版)
- 参考資料
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- 川崎市史 資料編 2/川崎市
- 川崎市史 通史編2/川崎市
- 民俗かわさき物語/川崎市立稲田図書館
- 姓氏家系大辞典/角川書店
- 川崎市史 別編民俗/ 川崎市
- 新編武蔵風土記稿3〔巻26〕
- 小泉次大夫用水資料
- 川崎市文化財調査集録9
- キーワード
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- 小泉次大夫
- 白幡八幡神社(川崎市宮前区)
- 禰宜舞
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000023652