レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1999/06/01
- 登録日時
- 2006/12/29 02:11
- 更新日時
- 2008/08/19 11:30
- 管理番号
- 埼熊-1999-014
- 質問
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解決
一定面積に木がどれくらいはえるかを表す単位(現在は体積で示す)について、1600年代当時はどういう単位が使われていたか。「アメリカ森林開発史」などを見てほしい。翻訳のために知りたい。
- 回答
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調査途上でわかった〈材積推定〉の語を手がかりに以下の資料の記述を紹介する。
『林木材積測定学』p4に林木材積測定の単位の記述あり。p6に米国における材積測定単位あり。①立方呎(cubic foot)、②ボード・フート(board foot)、③コード(cord)。
- 回答プロセス
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『アメリカ森林開発史』に記述なし。
『歴史の中の単位』『単位の辞典』等単位の辞典にもなし。
『森林の百科事典』p704の表に「蓄積量1ha当り(立方米/ha)」とあり。蓄積量とは胸高直径10m以上のすべての樹木の樹皮を含めた幹の合計材積とあり。p295に材積推定(1本1本の樹木あるいは樹木の集団の樹幹の体積(材積)を推定すること)の記述あり。
『林木材積測定学』p4に林木材積測定の単位の記述あり。時代、国、測定する樹木の部分、用途、樹種により異なるとのこと。p6に米国における材積測定単位あり。①立方呎(cubic foot)、②ボード・フート(board foot)、③コード(cord)。
以上を連絡すると、だいぶ様子がわかったので打ち切りでよいとのこと。
- 事前調査事項
- NDC
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- 森林史.林業史.事情 (652 9版)
- 森林施業 (655 9版)
- 参考資料
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- 『林木材積測定学』(中山博一 金原出版 1969)
- キーワード
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- 森林調査
- アメリカ(合衆国)-林業史
- 材積表(林業)-単位
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000032580