レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2025/10/18
- 登録日時
- 2026/03/28 00:30
- 更新日時
- 2026/03/28 17:27
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-250159
- 質問
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解決
仙台藩士に関する各記録は、それぞれどの年代について記載されているのか教えてください。
- 回答
-
仙台藩士に関する各記録の成立年代について、仙台藩家臣の関連資料をA・B・Cに区分し、御案内しました。
※【 】内は当館請求記号
区分A:出所が明確である資料を翻刻、影印、複写したもの
区分B:出所が明確でない資料の翻刻、出版
区分C:A、B等の情報をもとに編纂された辞典・事典類
なお、主な文献については、平凡社地方資料センター編『宮城県の地名』平凡社, 1987【K290.3/ミ43】の巻末pp.720-731「文献解題」に概要が紹介されており、本回答にも引用していることを申し添えます。
1 区分A:出所が明確である資料を翻刻、影印、複写したもの
・田辺希文[ほか]編 ; 平重道解題『伊達世臣家譜 第1巻~第3巻』宝文堂, 1975【K288/タ6/1-3】
〈記録されている年代:明和年間〉
『宮城県の地名』「文献解題」-「解説」より
p.723「(前略)正編は明和年間、続編は寛政二年、同乙集は文政七年までの各家の事蹟が記され、役職の任免や知行高の増減、諱まで記述。正続ともに編纂時までに家跡を絶たれた者については収録されていない。(後略)」
・田辺希文[ほか]編 ; 平重道解題『伊達世臣家譜 続編 第1巻~第4巻』宝文堂出版販売, 1978【K288/タ6-2/1-4】
〈記録されている年代:明和年中より寛政二年(1790)六月(続編甲集)/寛政二年七月より文政七年(1824)(続編乙集)〉
『伊達世臣家譜 第一巻』-「序」より
「(前略)なお本書の続篇は寛政己未(十一年)春田辺希績が編纂したもので、続篇乙集凡例によると、家譜の記事は明和年中(一七六四-七一)を以て終っているので、明和年中より寛政二年(一七九〇)六月までの事実を書き継いで続編甲集とし、さらに寛政二年七月より文政七年(一八二四)までの記事を書継いで続編乙集としたと記している。明和年中より文政七年十二月までの記録を整理し、世臣家譜を書継いだのが続編であり、(後略)」
※『伊達世臣家譜』は、仙台叢書続刊として仙台叢書刊行会より昭和12・3年に発行された刊本の復刻本
・『仙台藩家臣録 第1巻~第5巻』歴史図書社, 1978【K288/セ2/1-5】
〈記録されている年代:延宝年間〉
『宮城県の地名』「文献解題」-「解説」より
p.722「御知行被下置御帳(仙台藩家臣録)延宝四年末から三年四ヶ月をかけて仙台藩が一門から番外衆、白石城主片倉小十郎の家中に至る一〇石持以上の武士一千九三二人に知行地の由緒を書上げさせたもの。(後略)」
・『貫属禄高 拾六俵』宮城県図書館, 1975【K280/カ1/2】
※宮城県公文書館所蔵の複写複製資料
〈記録されている年代:不明(記述なし)推定明治2年以降〉
「宮城県公文書館だより26号」より
「(前略)扶助米の支給俵数ごとに名前が記されています。このなかには、実名と通称を併記している士族や、誰の跡目かを記している士族がいます。これらは復姓や改称(通称ではなく実名を名乗る)および家督相続によって、それ以前の禄高帳から当主名の表記に変更があった士族だと思われます。」
・『仙台藩士族籍 1-3』宮城県図書館, 1975【K280/セ6/1-3】
※宮城県公文書館所蔵の複写複製資料
〈記録されている年代:不明(記述なし)推定明治2年以降〉
「宮城県公文書館だより26号」より
「士族(100石未満の大番士や組士を含む)について、家格ごとに名前(通称、国名・官名も残る)および旧禄(江戸時代の禄高、石高表記)・家族人数・家来人数が記されています。(後略)」
※なお、「宮城県公文書館だより26号」は、宮城県のホームページ内で公開されています。
URL https://www.pref.miyagi.jp/documents/16030/280210_1.pdf (最終アクセス日:2025/10/18)
2 区分B:出所が明確でない資料の翻刻、出版
・「仙台府諸士版籍」 『仙台叢書 第6巻』宝文堂出版販売, 1971【K081/セ1-2/6】に所収
〈記録されている年代:不明(記述なし)〉
「解題」より
p.269「仙臺府諸士版籍は。何人の手に成りしや。詳らかならざれども。之を一門以下悉く。イロハ順を用ひたるを見れば。恐くは藩府の公簿にあらざるべきか。(後略)」
※原文は旧字体
・仙台郷土研究会編『仙台藩歴史事典』仙台郷土研究会, 2012【K205/2012.1】に掲載
pp.38-70「伊達家世臣録」
〈記録されている年代:幕末〉
p.38「4 伊達家世臣録 この資料は佐沢広胖(1834~1908)が明治22年から38年ころまで刊行した『奥羽史料』の附録として明治38年に発行されたものである。(中略)なお、ここに記載されているのは幕末の仙台藩家臣である。(後略)」
3 区分C:A、B等の情報をもとに編纂された辞典・事典類
・『角川日本姓氏歴史人物大辞典 4』角川書店, 1994【K288/カ9】
p.2「編纂のことば」より
「(前略)同書(註:太田亮『姓氏家系大辞典』角川書店,1963)が古代史研究の必要から著述され、古代・中世に重点がおかれているのに対して、地域からの出発を立場とする本辞典では逆に近世以降が重視されよう。(後略)」
p.6「凡例」-「第二部〈姓氏編〉について」より
「宮城県内の主要な約一、五〇〇姓氏を立項し、解説した。(1)項目選定にあたっては、NTT電話帳(一九八九年版)より検出した住宅用電話加入者の件数が上位の姓氏と『伊達世臣家譜』『安永風土記』などの史資料により歴史的に重要でかつ宮城県特有の姓氏を立項した。(後略)」
・坂田啓編『私本仙台藩士事典』坂田啓, 2001【K280/サ7-2】
「はしがき」に引用・参考文献一覧として、『伊達世臣家譜』、『伊達世臣家譜 続編』、『仙台藩家臣録』、『角川日本姓氏歴史人物大辞典4』、「仙台府諸士版籍」、『仙台人名大辞書』等の資料が掲載されています。
・菊田定郷『仙台人名大辞書』続「仙台人名辞書」刊行会, 1981【K280/キ1-2】
〈記録されている年代:元亀(1570)~昭和7年〉
「凡例」より
p.17「一 本書は主として元亀以降、昭和七年に至る三百六十余年間の旧仙台藩領内(中略)に於ける各種階級の人物を網羅せる外、領内の人にあらざるも、領内に深き関係を有する歴史的人物及び他府県出身の文武官学者其他外国人をも併録したり。(後略)」
※原文は旧字体です
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 伝記 (280 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 仙台藩
- 伊達藩
- 仙台藩士
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000382500